研究案内
先端リグニン材料研究センター
東京工科大学 HOME > 教育・研究案内 > 先端リグニン材料研究センター
石油に代わる先端木質材料の開発に挑む
世界初の研究センターが誕生!
脱炭素社会の実現に向けて、石油代替エネルギーは様々な技術が開発されています。一方、石油代替材料に関しては、まだそれに代わる技術がありません。そこで私たちは、日本の豊かな森林に着目し、樹木が持つリグニンという成分から石油に代わる新規材料を作る研究を進めています。現在、リグニンを樹脂化する技術の開発に成功し、さまざまな企業でその実用化に取り組んでもらっているところです。また、リグニンの新しい機能を見つけて応用することにも力を入れています。
これまで、その存在は知られていながらも廃棄されてきたリグニン。そこには未知なる可能性がたくさんあります。その機能の発見と活用に取り組む当センターは、石油化学からリグノ化学への転換の柱となる世界唯一の研究拠点です。
先端リグニン材料研究センター センター長
山下 俊 教授
トピックス
石油に取って代わる新素材リグニンとは?
今年4月、東京工科大学片柳研究所に先端木質材料の研究開発を目的とする「先端リグニン材料研究センター」が設立されました。センター長の山下先生に、同センターの取り組みについて詳しくお聞きしました。
■しかく石油に取って代わる新素材リグニンとは?
https://www.teu.ac.jp/information/2023.html?id=147