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第3章 公表予定などについて

第4章 家計資産

資産の状況は、消費の動向に影響を与えます。ここでは二人以上の世帯の貯蓄や負債の状況について見てみましょう。

1. 貯蓄額別の世帯分布

貯蓄現在高の平均値を下回る世帯は全体の約3分の2

二人以上の世帯における2025年平均の1世帯当たりの貯蓄現在高は2059万円で、比較可能な2002年以降で最多となっています。ただし、その平均を下回る世帯が、全体の約3分の2を占めます。これは、貯蓄の多い世帯が、平均値を押し上げているためです。また、金額の少ない世帯から高い世帯へと順に並べたときに、ちょうど中央に当たる世帯の貯蓄現在高は1264万円となっています。

貯蓄現在高階級別世帯分布(二人以上の世帯)(2025年)

[画像:貯蓄現在高階級別世帯分布(二人以上の世帯)(2025年)のグラフ。貯蓄現在高階級別(200万円未満、200〜400、以降200刻み、2000〜2500、2500〜3000、3000〜4000、4000万円以上)の世帯分布を示している。平均値は2059万円、貯蓄保有世帯の中央値は1264万円]

注 貯蓄保有世帯の中央値とは、貯蓄現在高が「0」の世帯を除いた世帯を貯蓄現在高の低い方から順番に並べたときに、ちょうど中央に位置する世帯の貯蓄現在高をいいます。

なお、貯蓄現在高が「0」の世帯を含めた中央値は、2025年平均では1167万円となっており、「0」の世帯を除いた場合と比べて97万円低くなっています。

統計豆知識 〜平均値と中央値〜

たくさんのデータを集めた統計をわかりやすく表すためによく使われるのが平均値です。富士山のように左右に同じように広がって分布しているときには、平均値が実感に合っています。ところが、上の貯蓄のように、左側から右肩下がりのグラフになるときには、平均は実感と異なることがあります。このような場合には、額の低い方から数えた真ん中の世帯の額(中央値)を確認したり、世帯分布のグラフを確認したりすることが必要です。

2. 貯蓄の種類別の状況

通貨性預貯金は17年連続の増加

2025年の二人以上の世帯における貯蓄現在高の内訳をみると、銀行の普通預金などの通貨性預貯金が、前年に比べ18万円増加し、17年連続の増加となっています。また、有価証券は、前年に比べ63万円増加し、3年連続の増加となっています。

貯蓄現在高の内訳を世帯主の年齢階級別にみると、全ての年齢階級で通貨性預貯金が最も多くなっています。また、有価証券をみると、60歳代が最も多くなっています。

3. 負債の種類別の状況

住宅・土地のための負債が負債現在高の約9割を占める

2025年の二人以上の世帯における負債現在高は、前年から12万円増加し、675万円となっています。

内訳をみると、住宅・土地のための負債が620万円と最も多く、全体の91.9%を占めています。

負債現在高の内訳を世帯主の年齢階級別にみると、住宅・土地のための負債は、40歳未満が最も多く、1768万円となっています。50歳代以降では、住宅・土地のための負債が大きく減少しており、高齢になるにつれ住宅ローンの返済が進んでいることがうかがわれます。

第3章 公表予定などについて

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