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後半開始前に前半残り2秒からやりなおし ダラスの一戦で珍事 しかも超ロング3Pで形勢逆転

[ 2022年11月21日 15:10 ]

後半開始前に行われた前半終了間際のプレーで3点シュートを決めたナゲッツのチャンチャー(AP)
Photo By AP

テキサス州ダラスで20日に行われたマーベリクス対ナゲッツ戦でハーフタイムをはさんでの珍しいブザービーターが記録された。

第2Qの残り2秒、マーベリクスはルカ・ドンチッチ(23)が左サイドから3点シュートを成功。スコアはマーベリクスが59―52と7点をリードし、そのままタイムアップとなって両チームはロッカールームにいったん引き揚げた。

ところがビデオチェックの結果、ドンチッチがサイドラインを左足で踏んでいたことが判明。得点は取り消しとなって本来ならば残り2秒からナゲッツ・ボールで試合を再開しなくてはいけなかったが、両チームともハーフタイムの"休憩"に入っていたために、後半開始直前にナゲッツ・ボールで残り2秒から前半をやり直すことになった。

ここでバックコートでスローインを受けたナゲッツのブラッコ・チャンチャー(25)が、ハーフライン手前からランニングステップで3点シュートによる起死回生のブザービーターを成功。59―52だった前半のスコアは56―55になって後半に突入した。

そしてナゲッツは98―97(前半55―56)の1点差でマーベリクスに勝利。ニコラ・ヨキッチ(27)とジャマール・マーリー(25)が健康安全プロトコル、アーロン・ゴードン(27)が新型コロナではない病気で欠場した試合だったが、前半終了間際の幸運な?判定変更とチャンチャーの"超ロング3P"がものを言って敵地で白星をもぎとった。

昨季王者のウォリアーズは敵地ヒューストン(テキサス州)でロケッツを127―120(前半61―65)で退けて8勝9敗。クレイ・トンプソン(32)が10本の3点シュートで今季自己最多の41得点、ステフィン・カリー(34)が7本の3点シュートで33得点と15アシストを記録し、ロードでは今季9戦目で初勝利を挙げた。

地元サクラメント(カリフォルニア州)でピストンズに137―129(前半68―69)で勝ったキングスは6連勝で9勝6敗。敗れたピストンズは6連敗となり、ロードでは今季10戦全敗となった。

レイカーズはレブロン・ジェームズ(37)を4試合連続で欠きながらも、地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でスパーズを123―92(前半66―48)で下して5勝10敗。アンソニー・デービス(29)が30得点と18リバウンドをマークし、5連敗のあと3連勝を飾った。

敗れたスパーズは5連敗で6勝12敗。第3Q終了時点で28点差をつけられ、ここ11戦で10敗目を喫している。

<20日の結果>
*サンズ(10勝6敗)116―95ニックス(8勝9敗)
*ウィザーズ(10勝7敗)106―102(4勝14敗)
*キングス(9勝6敗)137―129ピストンズ(3勝15敗)
*ネッツ(8勝9敗)127―115グリズリーズ(10勝7敗)
*キャバリアーズ(10勝6敗)113―87ヒート(7勝10敗)
ウォリアーズ(8勝9敗)127―120*ロケッツ(3勝14敗)
ナゲッツ(10勝6敗)98―97*マーベリクス(9勝7敗)
*レイカーズ(5勝10敗)123―92スパーズ(6勝12敗)
*はホームチーム

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