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堂安2戦連発 フライブルク5発大トリ弾 欧州リーグ1次L2位以内確定

[ 2023年12月2日 04:00 ]

欧州リーグ・1次リーグA組第5戦 フライブルク5―0オリンピアコス ( 2023年11月30日 ドイツ・フライブルク )

相手選手と競り合う堂安(右)(AP)
Photo By AP

フライブルクのMF堂安律(25)はオリンピアコス戦にフル出場し、1得点1アシストで5―0の大勝を支えた。チームは2位以内が確定して1次リーグを突破した。

後半32分、左サイドで味方がボールを奪ってカウンターに転じると、右にいた堂安が駆け上がった。ペナルティーエリアに入って展開を見守り、相手選手が触ったボールがゴール方向にこぼれると、すかさず反応して左足でシュート。欧州リーグでは2戦連発、今季公式戦3点目となるダメ押し弾を決めた。

スタミナが切れがちな終盤でも集中力を維持し、仲間を信じて走り切った末の一撃。前半8分には左CKのキッカーとしてグレゴリシュのヘディング弾を演出した。5―0で大勝したチームはA組2位以内が確定して1次リーグを突破。勝ち点で並ぶ首位ウェストハムと直接決勝トーナメント進出が可能な1位を懸けて対戦する最終戦にも弾みをつけた。

今季は開幕から安定感を欠き、地元メディアから「ジェットコースターのようなシーズン」と指摘された。10月には日本代表招集を見送られたが、その間にコンディションに影響があった親知らずを抜歯。その後はクラブで公式戦3得点2アシストとし、代表でもミャンマーとのW杯アジア2次予選開幕戦(11月16日)で1得点1アシストと結果につなげている。来年1月開幕のアジア杯はW杯と同じカタールが舞台。再び輝きを放つべく日本の10番が準備を整えている。

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