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オリックス・西川 契約更改で異例のテラス設置要望「野手の意見として言いました」

[ 2024年11月23日 05:45 ]

契約更改を終え、会見するオリックス・西川(撮影・平嶋 理子)
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オリックス・西川が、球団に異例の"ラッキーゾーン"設置を要望した。大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1億8000万円増の年俸3億円でサイン。更改後の会見で「(ホームラン)テラスを作ってくれと。野手の意見として言いました」と明かした。

京セラドームと、他球場との広さの違いを痛感した移籍1年目だった。「他球団を見ていて、守っていても思うし、打っていても思うので。京セラが広い分、京セラの後にペイペイとかで守ったらやっぱり距離感がおかしくなる。フェンスが近く感じる」。加えて「ペイペイとかなら入っていたんじゃないかという打球も何本かあったので。年間で言ったら、意外と(本塁打数の差が)あるかもしれないですね」と打者目線で口にした。今季、京セラドームでの1試合平均本塁打数は0・88本で、西川が例に挙げたテラス席のあるペイペイドームは1・58本。野手目線の訴えをしつつも、「野手と投手の兼ね合いもあるので、難しい部分もある。来年は(テラス設立は)無理だと思うので。しっかり自分の技術を磨いて、しっかりフェンスを越えるようにしたい」と矢印を己に向けた。

球団の久保充広管理部長は契約更改の場でのテラス設立の要望に「こういうしっかりした席上で(要望が出たの)は初めて」とした上で、「いろんな確認事項も要りますし、新しい指揮官とも当然相談するべきこと」と、球団内で検討する意向を示した。(阪井 日向)

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