ドローン等の最新機器を使った森林境界確認方法をシリーズで御紹介致します。(その4)
レーザドローンで取得したデータから作成した微地形図を良く見ると昔の歩道を確認出来ました。
公図にある道はこの歩道のことと推測できます。(後の投稿でこの場所の公図を掲載予定です。)
赤線が公図の道路、青線が水路になります。
また、尾根・谷筋や崩壊地、休耕田についてもしっかり確認出来ます。
その5へつづく
ドローン等の最新機器を使った森林境界確認方法をシリーズで御紹介致します。
画像は弊社のレーザドローンが森林上空で測定したデータを解析し、地表面データから微地形図やCS立体図などを呼ばれる物を作成しました。
色々と試してみましたが、何が見たいか!何を見つけたいか!によって設定方法に工夫が必要です。。。。。。
今回は、森林内に現存する歩道痕を表現するように設定したところ歩道や10m規模の岩、田んぼ痕を表現する事が出来ました。絶対座標付きのデータなのでGISに画像データとして使用出来ます。
境界確認において、境界の参考となりうる因子のこれらの位置が分かることは非常に有効となります。
ドローン等の最新機器を使った森林境界確認方法をシリーズで御紹介致します。
今回はその2として、写真測量の3D加工になります。
3Dにする事でより樹冠の形状が分かり易くなります。2Dのオルソ画像でも樹種の確認は可能ですが、高さの判断が加わる事でリモートセンシングの精度が上がります。
掲載の動画ではオレンジ色の線内のスギの樹高が周りに比べて低いことが分かります。
実際に現地確認すると後から植え直しを行っており、被圧によりヒョロヒョロとした成長の悪いスギしかありませんでした。
この場所だけで1筆あり所有地の明示の為に植えているようでした。(公図で確認済み)
ドローン等の最新機器を使った森林境界確認方法をシリーズで御紹介致します。
森林の境界では、地形(尾根・沢、大きな岩等)や道路、境界木等の何らかの印がある場合が多いです。ドローンを使った写真測量やレーザ測量のデータを解析することで、それらの印を確認し境界の判断をすることが出来ます。
その1としましては、写真測量による航空写真(オルソ画像)を使ったリモートセンシングです。
樹種の違い等が確認出来ます。搭載写真では、右下がヒノキ、左下の一部を除いてスギになります。色味と樹冠形状で見分けます。
樹種ごとの形状や撮影時期の色味の違いが分かっていると判断し易いです。
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