兵庫医科大学ささやま医療センター
病院長藤岡 宏幸
兵庫医科大学は1997年に国立篠山病院を引き継ぎ、兵庫医科大学篠山病院を開設し、続いて1999年にはリハビリテーションセンター、ささやま老人保健施設を開設しました。2010年には篠山病院から「ささやま医療センター」へと改称するとともに移転開院し、2016年にはささやま居宅サービスセンターを開設しました。
次の50年も
医療で地域や社会への貢献を目指して
兵庫医科大学は1972年に開学し50周年を迎えました。また、ささやま医療センターも篠山病院から数えて25周年を迎えました。兵庫医科大学は次の50年に向け「EMPOWER THE PEOPLE〜心に響く医を、私たちがいるかぎり〜」をスローガンに掲げ、地域に住むすべての人々が住み慣れた地域でその人らしく充実した生活をできるように、教職員全員が医学・医療を通じて地域・社会に貢献する所存です。
地域医療に必要な
多職種連携教育を目指して
ささやま医療センターでは、総合診療科による内科診療を中心に整形外科およびリハビリテーション科が一体となって、病院、リハビリテーションセンター、老人保健施設および居宅サービスセンターを運営してきました。これまでの取り組みを一層充実させるとともに、兵庫医科大学病院(西宮市)と緊密に連携して安全で安心な医療を提供したいと考えております。
一方、質の高い地域医療を持続するためには多職種連携を実践できる人材育成が重要です。兵庫医科大学には医学部・薬学部・看護学部・リハビリテーション学部があり、多職種連携教育を行うとともに、直面する様々な課題を解決する研究を展開することで、学生や医師、メディカルスタッフを教育しています。これらの教育についても、地域の皆様のご理解とご協力を賜りたく存じます。
地域の皆様から信頼される兵庫医科大学ささやま医療センターをめざして教職員一同尽力いたしますので、よろしくお願い申し上げます。