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立民・米山氏「総理の打診来たらやります」 国民玉木氏「総理務める覚悟あります」に反論

立憲民主党の米山隆一衆院議員(左)と国民民主党の玉木雄一郎代表

立憲民主党の米山隆一衆院議員は11日、X(旧ツイッター)で「仮に私に総理大臣の打診が来たら、私はやります」と投稿し、政権運営する上での基本姿勢を書き込んだ。国民民主党の玉木雄一郎代表も10日にXで「私には内閣総理大臣を務める覚悟があります」と投稿し、連立を組む相手政党に安全保障分野などでの基本政策の一致を求めており、それに反論する形となる。

「理念も基本政策も違って構わない」

玉木氏を巡っては、立民の安住淳幹事長が臨時国会での首相指名選挙での野党統一候補の1人として名前を挙げている。

玉木氏はXで「身が引き締まる思い」と書き込んだ上で、立民に対して「憲法違反としてきた平和安全法制の扱いなど安全保障に関する基本認識や、原子力発電を認めるのかなど、あいまいにしてきた基本政策について、国民民主党の政策に沿って一致結束した行動を取れるのか」とけん制していた。

一方、米山氏は自身が連立を組む場合の相手政党に対し、「理念も基本政策も違って構わない。意見も異論も忌憚(きたん)なく言い合おう。それが連立だ」と伝える考えを明かした。その上で、「最終的な判断は私に委ねてほしい。それが総理だ。力を合わせて頑張ろう」と言うという。

米山氏は新潟県知事を経て、令和3年の衆院選で初当選し現在2期目。首相の打診の可能性については「そんなことは絶対ありませんが」とも書き込んだ。

「立民主導『玉木首相』抱きつき心中」平井文夫

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