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森林の整備
森林は、木材の生産をはじめ、水源のかん養、県土の保全、二酸化炭素の吸収による地球温暖化の防止など、私たちの安全・安心のあるくらしに欠くことの出来ないものです。
県土の72%を占める森林を健全な状態で次世代に引き継いでいくために、間伐等の森林整備や道づくり等に支援を行っています。
写真:手入れされていない人工林 写真:手入れされた人工林
以下は、代表的な森林づくりの方法です。
ふるさとの森林を手入れし、みんなで森林を元気にしましょう。
(1)地拵え
枝葉等を片付け、植栽のための準備をします。
植栽
(2)植林(時期:2月下旬〜4月上旬)
適地適木でスギやヒノキ、広葉樹を植えます。
(3)下刈り、つる切り、除伐(時期:6〜8月)
植栽木が雑草木等に被圧されないように適宜行います。
下刈りは、植栽木が周囲の雑草木よりも大きくなるまで行います。
下刈り 枝打ち
(4)枝打ち(時期:11〜2月)
良質材の生産や、林内に光を入れるために行います。
(5)間伐
- ◆だいやまーく切捨間伐
- 不要木を伐採し、残存木の健全な生育を促します。また、林内が明るくなるため下層植生が回復し、公益的機能も高まります。
- ◆だいやまーく搬出間伐
- 定期的に間伐木を搬出することで、主伐前に収入を得ることができます。
健全な森林
(6)健全な森林
しっかり手入れが行き届いている森林は、写真のような下層植生が発達している明るい森林となり、木々も元気になります。
ぜひ、このような森林づくりを目指しましょう。