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産業廃棄物処理のDX化を補助します!
産業廃棄物処理のDX化の補助制度を開始します。
このたび、産業廃棄物のリサイクルを促進し、処理の高度化等を図るため、産業廃棄物処理のDX化にかかる費用の一部を補助する制度を開始することになりましたので、お知らせします。
産業廃棄物処理のDX化とは
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がAIやIoTなどのデジタル技術を使って、業務やビジネスモデルを変革することを言います。
DXを行うことで、コストの削減や従業員の安全確保などを行うことができます。
デジタルトランスフォーメーションのイメージ図です。
補助対象事業
産業廃棄物等の処理を対象としたAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などのデジタル技術を活用したもののうち、補助対象経費が300万円以上の事業で次の要件のいずれかを満たすもの。
- 産業廃棄物等の処理の自動制御化が期待できる事業
- 産業廃棄物等の高度な選別処理が期待できる事業
- 処理業者基幹システム(※(注記))を導入する事業
- その他、デジタル技術を活用した産業廃棄物等の処理や業務の効率化・省人化・高度化・安全確保等が期待できる事業
※(注記) 処理業者基幹システムとは、廃棄物処理の実務管理を行う基幹システムと、個別のアプリ(電子契約、自動配車、廃棄物計量、電子請求等)をデータ連携させることにより、業務の自動化とリアルタイムにデータを分析・活用することが可能となるシステムのことをいいます。
(例)
- IoTセンサーを活用した収集ルートの最適化
- AIを活用した廃棄物自動選別ロボットの導入
- 廃油量をリモートで管理することによる廃油回収の効率化
- AI搭載火花検知システムを活用した火災発生の迅速な発見
運転ルートの効率化のイメージです。
補助対象者
今回の補助の対象は、以下の優良産業廃棄物処理事業者(※(注記))に限ります。
- 県内に「本社と事務所」か「本社と事業場」がある産業廃棄物収集運搬業者
- 県内に「本社と事務所」か「本社と事業場」がある特別管理産業廃棄物収集運搬業者
- 県内に「中間処理施設」か「最終処分場」がある産業廃棄物処分業者
- 県内に「中間処理施設」か「最終処分場」がある特別管理産業廃棄物処分業者
※(注記) 優良産業廃棄物処理業者とは
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく「優良産廃処理業者認定制度」の認定を受けた産業廃棄物収集運搬業者・特別管理産業廃棄物収集運搬業者・産業廃棄物処分業者・特別管理産業廃棄物処分業者
- 「おおいた優良産廃処理業者評価制度」の認定を受けた産業廃棄物処分業者・特別管理産業廃棄物処分業者
補助上限額等
(1)補助金額等
補助上限額1,500万円(補助対象経費の2分の1以内)
(2)補助対象経費
費目
事業内容
需用費
・消耗品費
・印刷製本費
・修繕費
・主要原料
・副資材の購入等に要する経費
機械装置・工具器具費
・機械装置や工具器具の購入
(※(注記) 一時的に使用する場合を除く)
・試作、改良、据付け、修繕、借上に要する経費
外注加工費
・原材料の再加工や設計等の外注加工に要する経費
謝金
・専門家から指導を受ける際に要する謝金
費用弁償
・専門家から指導を受ける際に要する専門家の旅費
委託費
・検査分析・試験に要する経費
・システム設計に要する経費
その他の経費
・その他知事が特に必要と認める経費
(※(注記)1)DX化による省力化・効率化・高度化・安全確保等事業に掲げる経費であっても、次の経費は補助の対象外です。
(1) 使用実績の把握が困難な材料等
(2) その他、補助事業の実施に関連性のない経費
(※(注記)2)委託費については、原則補助対象経費総額の3分の2を超えることはできません。
なお、事業実施に伴って必要経費が変動し、委託費が補助対象経費総額の3分の2を超える場合は、補助金変更承認申請書の提出が必要になります。
(※(注記)3)補助対象経費には、消費税は含まれません。
応募期限
令和7年7月31日(木曜日)
補助金の交付を受けるために提出が必要な書類について
補助金の流れ [PDFファイル/124KB] を参考にして手続きを行ってください。
※(注記)補助金交付申請書を受理し、交付決定通知書の交付までに約1ヶ月程度かかります。
※(注記)事前に県の担当者までご相談ください。
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請求書(第7号様式)
県に補助金を請求する際に使用する書類 第7号様式 [Wordファイル/22KB] ーその他
関連情報
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