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東部地域

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奈良市、天理市の東部山間では茶が作られており、地域の重要な産業となっています。県内における令和4年の荒茶生産量は1,755t、栽培面積は、488haです。
標高200m〜500mに茶園が位置し、一番茶芽がじっくり伸育するため、うまみの多いお茶がつくられます。
品質向上のため、被覆によるかぶせ茶生産がされており、また、最近では抹茶の原料であるてん茶の生産が増加しています。
出荷は県農協を中心とした共同販売が中心で、平成6年度から始めた農薬防除記録、施肥記録等の茶生産管理カードの記帳徹底に加え、GAPを取得するなど、安心・安全な「清浄大和茶」生産に努めています。
茶園の様子 茶の摘採風景

カキは奈良県の代表果樹です。天理市では五條・吉野地区に次ぐ県内第2位の産地として、「刀根早生(とねわせ)」「平核無(ひらたねなし)」といった渋柿が中心に栽培されています。

カキ産地は、日本最古の道である「山の辺の道」沿いに広がっており、野菜との複合経営が多い地域です。特に、その中心に位置する萱生地区は、早生の優良品種「刀根早生」の発見地として知られています。「刀根早生」は、柿農家の刀根淑民(とねよしたみ)さんの柿園地において、伊勢湾台風の際に折れた「平核無」の柿の木に接ぎ木した「平核無」が枝変わりして生まれた品種です。平成11年には「刀根早生柿発祥の地」として後世に長く伝え、カキ産地の益々の繁栄を期するため、原木の地に顕彰碑が建設されました。
当産地のカキは日照時間が長いため糖度が高く、消費者から高い評価を受けています。
また、天理市ふるさと納税の返礼品としても非常に人気があります。
今後も機械化による作業の省力化や果樹産地構造計画の策定を目指して、産地の維持・活性化を図ります。

大和盆地周辺に広がる柿園 柿園内の様子
「刀根早生柿発祥の地」顕彰碑 刀根早生(とねわせ)

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