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岐阜県が2006年から開発に取り組み育成した、クリの新品種「えな大豊(たいほう)」の発表会を、10月23日、県庁で開催しました。
県内で広く栽培されている「丹沢」と「筑波」の収穫が少ない9月中旬頃に収穫できるため、シーズンを通じて安定した栗の出荷量を維持できることが期待されています。
また、大粒でありながらも果実を守る鬼皮が割れにくく、若木の頃から高品質なクリがたくさん採れるため、クリ農家にとって大きな魅力となります。
発表した中山間研究所中津川支所の水野文敬(みずの ひさたか)専門研究員はインタビューで、「えな大豊は、果肉がホクホクしていて色もきれいな品種ですので、将来的に皆さんに美味しい栗きんとんを食べていただきたいです」と話しました。
県では、えな大豊の苗木の育成や販売を認める契約を東美濃農業協同組合と結んでいて、今年度末からクリ農家に向けた苗木の販売が開始される予定です。
えな大豊