当サイトはJavaScriptを使用したコンテンツや機能を提供しています。ご利用の際はJavaScriptを有効にしてください。
このページの本文へ本文
サルが住みやすい山を整備しようと、地元の小学生が植樹を体験する取り組みが、10月20日と21日の2日間、揖斐川町の森林で行われました。
この取り組みは、県の「政策オリンピック」で採択された揖斐郡森林組合が企画したもので、サルによる農作物の被害が深刻化する中、サルが山で安心して暮らせる環境を整えることで、人里への出没を減らすことを目指しています。
20日は、約40名の児童が参加し、協力しながら穴を掘ると、動物のエサとなるどんぐりなどがなるカシやコナラなどの苗木を植え付けました。
また、ドローンを使った苗木の運搬も行われ、最新技術を活用した森林整備の様子を子どもたちが真剣に見守っていました。揖斐郡森林組合の野原義弘(のはら よしひろ)参事は、「山を整備して、山から下りてきているサルが自分のすみか、山に帰ってもらおう、そんなふうにできないかと思っています。今回植えた苗が大きく育って山が循環していき、野生動物にとっても住みやすい、そんな山になって欲しいです」と話しました。
植樹の様子