京福越前線存続の経緯
最終更新日 2010年6月16日 | ページID 002088
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福井市中心部と勝山市、三国町を結ぶ、京福電鉄越前線は、平成13年6月の衝突事故以来運行を休止し、13年10月には京福電鉄株式会社より鉄道事業廃止届が提出されましたが、沿線より鉄道存続の強い要望により、平成14年1月22日の沿線市町村長会議で、越前本線と三国芦原線を第3セクター方式により存続させることで、県と沿線市町村が合意しました。
4月には県民生活部に新鉄道会社支援室が設置され、県と沿線市町村が協力して早期の鉄道運行再開のための業務にあたってきました。5月22日には新鉄道会社設立推進協議会が発足し、8月23日には新会社設立発起人会が開催され、社名を「えちぜん鉄道株式会社」とすることなどが決まりました。また、9月17日には法人設立登記がなされ、同日をもってえちぜん鉄道株式会社が発足いたしました。
10月1日より業務を開始したえちぜん鉄道は、14年11月7日に国土交通省中部運輸局に鉄道事業譲渡譲受認可申請を提出し、平成15年1月17日に認可を受けることができました。その後、再開に必要な安全性確保のための工事や設備投資を行い、沿線の方々はじめ多数の方の御協力により、平成15年7月20日に開業することができました。8月10日には三国芦原線の西長田〜三国港が開通し、勝山永平寺線も10月19日に永平寺口〜勝山までが開通し、全線での営業を行っております。
今後も鉄道の運行や鉄道を通じた地域の活性化につき、皆様からの貴重なご意見をお待ちしておりますので、よろしくお願いします。
◎にじゅうまる京福越前線存続の経緯
計画発表
者増のためのイベント等を実施
が存続陳情を採択
電鉄の間で存続の基本合意
援の内容・規模等を検討・協議
京福越前線活性化協議会において、13年度以降の考え方がまとまる。
(3セクかバス転換かの二者択一 など)
以降、越前線全線において列車運行が停止し、バスによる代行輸送が
行われる。
京福越前線活性化協議会において今後の方針・方策についての考え方 がまとまる(3セク・バス転換の基本的な考え方)。
示す」との意向を表明
県議会閉会
※(注記)請願第67号(京福線存続に関する請願)、陳情第32号(電車存続に 関する陳情)は、ともに採択となったが、厚生警察常任委員会の委 員長報告において、下記の条件が付された。
・投資的経費は、全額県が負担する。
・開業、運営は、沿線市町村が責任を持ち、県は参画しない。
・開業後20年間は鉄道の運行を維持する。
第4回 知事と沿線市町村長会議
※(注記)県と沿線市町村が、越前本線と三国芦原線を第3セクター方式に より存続させることについて、今後、各議会と協議することで合意。
新鉄道会社設立推進協議会発足
新鉄道会社設立発起人会議開催
※(注記)「えちぜん鉄道株式会社」を社名とすることなどを決定。
9月17日
「えちぜん鉄道株式会社」を福井地方法務局において登記完了
「えちぜん鉄道株式会社」設立
※(注記)営業譲渡契約の承認、増資決定、新取締役選任、定款の一部
変更等
電車利用促進フォーラム開催(福井市フェニックスプラザ)
福井口駅、西長田駅、永平寺口駅等において開業記念イベントを
開催
間において、鉄道運行開始
開通
アンケート
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新幹線・交通まちづくり局地域鉄道課
電話番号:0776-20-0723 | ファックス:0776-20-0729 | メール:chitetu@pref.fukui.lg.jp
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