研究について 【研究開発課題1】沿岸域における災害の軽減と復旧

1A 地震災害の軽減や復旧に関する研究開発

南海トラフ巨大地震や首都直下地震などにより懸念される大規模災害に対して、地震後の早い段階からの所要の幹線貨物輸送機能、また、復旧復興の拠点としての必要最小限の緊急物資輸送機能の確保を目的とし、地震動の予測技術、構造物の被害予測技術、耐震補強技術、津波・高潮・高波への地盤工学的視点からの対策技術の研究開発を行う。

[画像:FLIP等の地震被害予測手法]

FLIP等の地震被害予測手法

1B 津波・高潮・高波による災害の軽減や復旧に関する研究開発

逼迫する巨大津波や気候変動による海象の激甚化に対応するため、津波の波形と被害の予測手法の開発、気候変動下の高波・高潮リスクの評価法、津波や気候変動に対応するためのハード・ソフト対策、波浪外力に対する港内施設やグリーングレイ複合インフラの最適設計手法の確立、数値波動水槽の設計実務への導入を目標とした研究開発を行う。

[画像:グリーングレイ複合構造物の最適設計に関する研究]

グリーングレイ複合構造物の最適設計に関する研究