国の借金:税の学習コーナーくろまる入門編 国の借金 将来の税はどうなるの? わたしたちの生活のために国がやらなければならない仕事はたくさんあって、そのために必要なお金は税金だけでは足りません。 では足りない分は、どうしているのでしょうか。 しかく国に入ってくるお金と使われるお金をグラフにしてみましょう。 くろまる国に入ってくるお金と使われるお金 国に入ってくるお金の約6割は税金です。 しかし、国がやらなければならない仕事が多いため、約4割は「公債金」という借りたお金でおぎなっています。 もちろん借りたお金は返さなければなりませんので、返すためのお金や利子を払うため、税金を使って返しています。 この返さなければならないお金が増えていることが、今、日本で問題となっています。 くろまる令和6年度の場合 入ってくるお金: 税金など ― 約61.8% 公債金 ―― 約31.5% 年金特例公債収入 ― 約0.0% そのほか ― 約6.7% (注記) 数字は四捨五入しています。 使われるお金: ・社会保障に使われるお金 ――――――――――――― 約33.5% ・そのほか公共事業や教育などのために使われるお金 ― 約26.7% ・都道府県や市区町村の財政を おぎなうために地方公共団体に渡すお金 ――――― 約15.8% ・公債金を返したり、利子を払ったりするお金 ―――― 約24.0% (注記) 数字は四捨五入しています。 豆知識: 公債金は年々増え、令和6年度では返さなければならないお金が約1,105兆円になると見込まれています。 このお金はわたしたちが納める税金の約16年分に相当するよ。 しかくさらに、わたしたちの将来にかかわる問題を見てみましょう。 【言葉の意味】 公債金 「公債金」とは、国が借りて集めたお金(借金)のことをいいます。

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