【POSレジシステムのイメージ】
[画像:POSレジシステムのイメージ図]
(注) 「終了促進措置」とは、携帯電話事業者等の認定開設者が早期に周波数を使用することを目的に、認定開設者と既存の無線局の利用者との合意に基づき、国が定めた周波数の使用期限より早い時期に、周波数移行を完了させるため移行費用等(無線局の無線設備及びこれに附属する設備の取得に要する費用、当該設備の工事に要する費用、プログラムの変更に要する費用等)を認定開設者が負担する等の措置のことです。終了促進措置の概要については、下記リンク先を参照してください。
(https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/system/ml/mobile/portal/index.htm)
照会意見のとおりに解して差し支えありません。
(理由)
法人が、その有するソフトウェアにつきプログラムの修正等を行った場合において、当該修正等が、プログラムの機能上の障害の除去、現状の効用の維持等に該当するときはその修正等に要した費用は修繕費に該当し、新たな機能の追加、機能の向上等に該当するときはその修正等に要した費用は資本的支出に該当します(法基通7−8−6の2)。
ご照会のプログラムの修正は、周波数帯の移行に伴い、新周波数帯に対応した読み取り機(リーダ/ライタ)で読み取ったデータをシステムに取り込むための最小限の修正を行うものであり、従来から使用しているプログラムと同等の機能を維持するために行う修正にとどまるとのことですから、甲社が支出したプログラム修正費用については、修繕費に該当します。
電波法第27条の12第3項第7号
法人税法施行令第132条
法人税基本通達7−8−6の2
注記
令和6年8月1日現在の法令・通達等に基づいて作成しています。
この質疑事例は、照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答であり、必ずしも事案の内容の全部を表現したものではありませんから、納税者の方々が行う具体的な取引等に適用する場合においては、この回答内容と異なる課税関係が生ずることがあることにご注意ください。