令和6年9月11日(水)、東京国際フォーラムにおいて、本年3月に蒸留酒(焼酎)の地理的表示(GI)に指定された「東京島酒」の認知度向上のため、当局主催による「GI東京島酒KICK OFF!!」イベントを開催しました。
当日は飲食店業者やメディア関係者など約200名が参加し、星屋局長の主催者挨拶、鹿児島大学鮫島教授による基調講演に続き、「GI東京島酒の可能性」と題してパネルディスカッションを行いました。
蔵元との試飲交流会では、GI東京島酒認定酒、オリジナルカクテルやフィンガーフードなどを提供し、GI東京島酒の可能性を探求してもらいました。
イベント概要については、パンフレット(PDF/6,825KB)をご覧ください。
令和6年3月13日に、蒸留酒(単式蒸留焼酎)に係る地理的表示(GI※(注記))「東京島酒」が、国税庁長官により指定されました。
指定に伴い、令和6年3月29日(金)、東京国税局において、地理的表示「東京島酒」指定に伴う伝達式を開催しました。
東京国税局管内におけるGIの指定は3件目であり、全国ではGI日本酒を含め27番目となります。また、焼酎のGI指定は、平成17年以来おおよそ18年ぶりとなります。
当日は、富山局長からGI東京島酒管理委員会奥山会長に伝達文書を交付しました。
地理的表示「東京島酒」の生産基準等については、こちらのページをご確認ください。
※(注記) GI(Geographical Indication)
お酒の地理的表示とは、お酒について「正しい産地」であることと、「一定の基準」を満たして生産されたことを示すものです。
令和6年3月22日(金)、東京マリオットホテルにおいて、東京国税局主催(協力:山梨県ワイン酒造組合)による、地理的表示(GI)山梨(ぶどう酒)指定10周年を記念したイベント「甲州の響き:ワインと和食の調和を世界へ」を開催しました。
当日は、富山国税局長の挨拶、「GI山梨」のこれまでの歩みや今後の展望を山梨県ワイン酒造組合有賀会長が講演した後、「甲州ワインの特性」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
さらに、世界に広がりつつある「和食」と共に甲州の魅力を伝えていくため、甲州ワインと和食のペアリング体験を行ったほか、参加者とワイナリーとの試飲交流会の時間を設けました。
東京国税局は、令和6年3月4日から3月6日までの3日間、一橋大学国際教育交流センター(東京都国立市)及びジェトロと連携し、外国人留学生(4名)を対象に、酒蔵見学・酒造企業訪問を通じた日本酒の輸出振興等に向けた課題解決型プログラムを実施しました。
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
一橋大学ホームページ
(協力酒造企業・場所)
鍋店株式会社 神崎酒造蔵(千葉県香取郡神崎町)
(補足)
国税庁では、日本酒をはじめとした「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産への登録実現に向け、日本に滞在中のALT(小学校等の外国語指導助手)、外国人留学生等を対象とした酒蔵見学会を開催するなど、機運醸成に向けた取組を推進しています。本企画は、その一環として行われました。
酒蔵内で社長から説明を受けるシーン
参加学生が社長へインタビューを行うシーン
令和6年2月7日(水)、千葉県香取市小見川にある酒蔵(飯田本家)の協力の下、香取市CIR(国際交流員)であるサムさん(ニュージランド出身)に、実際の「酒造り」の工程の一部を体験していただきました。
体験後、サムさんから、「実際の酒造りを体験できたのは、とても貴重で楽しかった。今回の体験の感想については、SNS等で情報発信したい。」旨お話を頂きました。
(補足)
国税庁では、日本酒をはじめとした「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産への登録実現に向け、日本に滞在中のALT(小学校等の外国語指導助手)、CIR等を対象とした酒蔵見学会を開催するなど、機運醸成に向けた取組を推進しています。本企画は、その一環として行いました。
蒸し米を移動させているシーン
醪(もろみ)に櫂入れをするシーン
右から二番目がサムさん
一番右側が飯田本家社長さん
令和6年2月3日(土)、富士河口湖町船津にある酒蔵(井出醸造店)で、県内の中学校や高校に勤務するALT14名を対象に、伝統的酒造り(日本酒)の魅力について学ぶ酒蔵見学ツアーを行いました。
酒蔵では、日本酒の醸造方法や造り方による味の特徴について解説を受け、和食とのペアリング体験も行いました。
参加したALTからは、「日本酒の造り方による味の違いが、和食とのペアリングを非常に楽しいものにした。」や、「母国の友人などに、日本酒の魅力について発信していきたい。」などの感想がありました。
集合写真
醸造方法解説
日本酒解説・ペアリング体験