個人で事業や不動産貸付等を行う全ての方は、記帳と帳簿書類の保存が必要です。
大阪国税局では記帳を始める白色申告の方のために、業務の内容に応じて以下の「記帳練習帳」を作成しました。
この練習帳は、簡易な帳簿の記載例を参考にしていただき、「様式」を印刷して日々の取引を記録することにより記帳に慣れていただくことを目的にしています。
なお、この「様式」を備付帳簿として活用することができます。
ただし、消費税の課税事業者の方は、「課税仕入れの相手方の氏名又は名称」、「取引年月日」、「取引の内容」、「対価の額」に加え、軽減税率制度実施後は「軽減税率の対象品目である旨」を記載する必要がありますので、ご留意ください。
詳しくは、「軽減税率制度について」をご覧ください。
「記帳の仕方」に関するご質問等は、最寄りの税務署にお電話いただき、自動音声にしたがって「2」を選択後、個人課税部門(記帳指導担当)へお問合せください。
帳簿のつけ方がわからないときには、お気軽に最寄りの税務署の個人課税部門(記帳指導担当)にお尋ねください。
なお、税務署では、事業所得等を有する白色申告の方等に対し、記帳に関する説明会を開催し、記帳・記録保存制度の概要や具体的な記帳の仕方等についての説明を無料で行っています。
詳しくは「記帳・決算等説明会のご案内」をご覧ください。
また、次の機関でも記帳の指導等を行っています。
納税協会
正しい税知識の普及や、適正な申告納税の推進と納税道義の高揚を図ることを目的として、大阪国税局の各税務署管内に設立された団体で、税知識の普及のための各種説明会、簿記教室・パソコン会計教室などの講習会の開催、適正な申告納税を推進するための広報活動や納税道義の高揚に向けた租税教育への取組など公益性の高い活動を行っています。
なお、簿記教室では、税の専門家(税理士)が簿記の基礎知識や複式簿記による帳簿のつけ方を指導しています。
商工会議所・商工会
特別の法律に基づいて設立された法人で、商工業の総合的な発展を図り、兼ねて社会一般の福祉の増進に資することを目的としています。商工業についての調査研究や講習会の開催のほか、小規模事業者に対する「経営改善普及事業」の一環として記帳指導を行っています。
税務署では、「記帳の方法が分からない、教わりたい」という方を対象に、記帳のつけ方から決算・確定申告の手続まで一貫した指導を行う「記帳指導」の機会を設けています。
記帳指導には、国税局が無料配布する体験版の会計ソフトを利用する「イチからできる会計ソフト記帳」コースと、主に手書きで帳簿を作成される方を対象にした「お使いの帳簿等を活用」コースの2種類を設けています。
会計ソフトを利用すれば、日々の取引内容を入力するだけで簡単に記帳ができますので、パソコンをお持ちの方は「イチからできる会計ソフト記帳」コースがお勧めです。
詳しくは、「記帳指導の受講希望アンケート(兼申込書)」(PDF/921KB)の裏面をご覧ください。
「記帳指導」を希望される方は、記帳指導の受講希望アンケート(兼申込書)」を税務署へ提出いただくか、又は、税務署の個人課税部門(記帳指導担当)へ直接ご連絡ください。
ご提出いただきました「記帳指導の受講希望アンケート(兼申込書)」の個人情報は、記帳指導を行うために利用し、国税局が記帳指導の業務等を委託した事業者以外への提供はいたしません。
また、ご相談や指導内容などの個人情報は厳守されます。安心してご相談ください。
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