国税庁は、国の財政基盤を支える内国税の賦課・徴収を行う官庁です。
その中で国税専門官は、国税局や税務署において、適正な課税を維持し、また租税収入を確保するため、税務のスペシャリストとして法律、経済、会計等の専門知識を駆使し、国税調査官、国税徴収官、国税査察官といった職種に分かれて活躍しています。
採用されると、税務大学校和光校舎で約3か月間、税法・簿記などの基礎的な事項を習得する専門官基礎研修を受け、税務署に配属されます。
配属後、外部事務に関連した実務的な事項を習得する専攻税法研修を受講します。
さらに実務経験を積んだ後、高度な専門的知識や技能を習得するための専科研修を経て、国税調査官・国税徴収官などに任用されます。
なお、採用された国税局又は沖縄国税事務所管内において、随時転勤があります。
人事院の実施する国税専門官採用試験に合格し、採用される必要があります。
最終合格者は採用候補者名簿に記載され、この名簿から、各年の採用環境を考慮して、全国の国税局及び沖縄国税事務所に採用され、各管内の税務署で勤務することになります。
問い合わせ先 大阪国税局 人事第二課 試験係 (06-6941-5331 内線2951・2952)