国税庁は、内国税の賦課徴収を担当する行政機関であり、昭和24年に設置されました。
国税庁には、国税庁本庁のほか、全国に11の国税局、沖縄国税事務所、524の税務署が設置されています。
国税庁本庁は、税務行政の執行に関する企画・立案等を行い、国税局(沖縄国税事務所を含む。以下同じ。)と税務署の事務を指導監督しています。
国税局は、国税庁の指導監督を受け、管轄区域内の税務署の賦課徴収事務について指導監督を行うとともに、大規模納税者等について、自らも賦課徴収を行う行政機関です。
税務署は、国税庁や国税局の指導監督の下に、国税の賦課徴収を行う第一線の執行機関であり、納税者と最も密接なつながりを持つ行政機関です。
以上のほか、税務職員の教育機関である税務大学校、また、特別の機関として、納税者の不服申立ての審査に当たる国税不服審判所があります。