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NIRAフォーラム2025「伝わる政策、信頼できる政府をつくる―人々と政府の意識をつなぐ政策共創―」

2025年2月1日 赤坂インターシティコンファレンス

【午前の部】
私たちの生活に大きな影響を与える政策。特に、子育て、雇用、エネルギーなどは私たちの暮らを左右する。しかし、政府からの情報発信は一方的でわかりにくいことが多く、政策の意図や内容が十分に伝わってこない。また、インターネット上ではメッセージが歪んで伝わり、誤解や過剰反応が原因で「炎上」するケースも少なくない。
今回のフォーラムでは、「政府のメッセージがどうすればみんなに届くのか」「政府や政治家をどうすれば身近に感じ、信頼を持てるのか」をテーマに議論した。
[登壇者]齋藤健、竹下隆一郎、長野智子、金丸恭文、柳川範之、谷口将紀(モデレーター)(敬称略)

【午後の部(テーマ別)】
午前の部の「伝わる政策、信頼できる政府をつくる」に関連して、4つの個別テーマを取り上げ、少人数の討論を行った。テーマは、「理で納得、情で共感」「国と地方の役割分担のあり方」「女性活躍と年収の壁―男女賃金格差をどう縮小するか」「少数与党時代における財政リスクについて」。

▶テーマ1:理で納得、情で共感
政府が政策について情報発信をしても、政策の内容や意図はなかなか人々に伝わらない。政府の情報発信によって人々が政治をより信頼するようになり、増税のような不人気な政策でも納得するというサイクルが成立するための方策について議論した。
[参加者]小林哲郎、芹川洋一、高安健将、谷口将紀、谷本有香、松本朋子、山岸一生(敬称略・五十音順)

  • レポート:オピニオンペーパーNo.83「「理」と「情」に訴える情報発信」
  • ▶テーマ2:国と地方の役割分担のあり方
    地方が置かれている状況の厳しさを明確にするとともに、地域の未来を主体的に選び取るための政策のあり方を議論した。
    [参加者]宇野重規、大沢博、大林尚、木下斉、木原隆司、越直美、砂原庸介、沼尾波子、三日月大造、三神万里子(敬称略・五十音順)

  • レポート:オピニオンペーパーNo.86「人口減少時代における国と地方の再設計」
  • ▶テーマ3:女性活躍と年収の壁―男女賃金格差をどう縮小するか
    女性活躍を促すための具体的な手法と、社会的な合意形成のあり方について、官民学労言の多様な関係者が集い、議論を行った。
    [参加者]植松利夫、岡林佐和、翁百合、駒村康平、小安美和、寺井公子、中村英正、深澤祐二、前田裕之、安河内賢弘、矢田稚子、山崎史郎(敬称略・五十音順)

  • レポート:オピニオンペーパーNo.81「女性活躍と年収の壁―女性の潜在力発揮と少子化対策を両立する社会へ―」
  • ▶テーマ4:少数与党時代における財政リスクについて
    ドイツの「債務ブレーキ」制度や独立財政機関の事例を参考に議論を行い、日本の財政運営についての方向性が示された。
    [参加者]宇南山卓、片桐満、片山健太郎、菅野幹雄、瀬尾傑、中空麻奈、林いづみ、平島健司、古田大輔、柳川範之(敬称略・五十音順)

  • レポート:オピニオンペーパーNo.82「少数与党時代の財政リスク―ドイツの財政運営を参考に考える―」

  • NIRAフォーラム2023「なぜ、人々の声は政府に届かないのか―人々と政府の意識をつなぐ政策共創―」

    2023年2月3日 赤坂インターシティコンファレンス

    【午前の部】
    人々には「なぜ、自分たちの声は政府に届かないのか」という苛立ちがある一方、政府には「なぜ、政策は人々に理解されないのか」という焦りがある。 今、私たちに必要なのは、人々と政府の間にある認識の乖離を乗り越え、官民の多様な意識をつなぐ政策共創の場を充実させることだ。これを実現させるには、どうすれば良いのか。課題と展望について議論した。
    [登壇者]牧島かれん、宇野重規、金丸恭文、下山紗代子、田村哲樹、柳川範之、谷口将紀(モデレーター)(敬称略)

    【午後の部(テーマ別)】
    午前の部の「なぜ、人々の声は政府に届かないのか」に関連して、4つの個別テーマを取り上げ、少人数の討論を行った。テーマは、「熟議民主政治」「自由と平等-コロナ政策から考える-」「活力ある雇用社会のビジョン-『失業なき労働移動』をめざして-」「SNS時代の政策決定メカニズム」。

    ▶テーマ1:熟議民主政治
    人々の意見が政策に反映されるための仕組みづくりを検討した。また、自治体での、ITを駆使した市民参加の取り組みの事例を踏まえ、新しい民主政治の在り方を議論した。
    [参加者]秋山咲恵、上田健介、大西祥世、奥村裕一、嶋田博子、芹川洋一、曽我部真裕、高安健将、多田功、谷口将紀、田村哲樹、野中尚人、古田大輔、三神万里子、山崎史郎(敬称略・五十音順)

  • レポート:オピニオンペーパーNo.69「少子化政策に関する合意形成は可能か―参加型民主主義プラットフォームの構築―」
  • ▶テーマ2:自由と平等―コロナ政策から考える―
    日本のコロナ対応を参考事例に、日本人の自由と平等観について聞いたアンケート調査結果をふまえ、日本人の価値観に立脚した政策とは何かについて議論した。
    [参加者]五十嵐文、磯野真穂、宇野重規、重田園江、梶谷懐、鈴木俊彦、西山圭太、松田晋哉、渡辺靖(敬称略・五十音順)

  • レポート:オピニオンペーパーNo.71「日本人の価値観に合った政策展開を―コロナ政策から得る教訓―」
  • ▶テーマ3:活力ある雇用社会のビジョン―「失業なき労働移動」をめざして―
    国内外の成功事例を参考に、リカレント教育、職業斡旋、地域・国土政策などを検討し、日本に労働移動を促す仕組みについて多面的に議論した。
    [参加者]岡崎淳一、翁百合、加賀屋陸、木原隆司、小路明善、酒井正、佐藤厚、白塚重典、田中修、板東久美子、松浦昭彦、三浦章豪、水島治郎、武藤祥郎、弓信幸(敬称略・五十音順)

  • レポート:オピニオンペーパーNo.70「失業なき労働移動を実現するために―政労使による議論を経て―」
  • ▶テーマ4:SNS時代の政策決定メカニズム
    ソーシャルメディアの発達により、情報は断片化され、わずかな隙間時間に入手した情報に影響される今日、デジタル時代における健全な世論形成について議論した。
    [参加者]安宅和人、井伊雅子、岡野寿彦、金丸恭文、大林尚、瀬尾傑、瀧俊雄、中空麻奈、林いづみ、林和弘、柳川範之、山口真一、山路達也、山本英生(敬称略・五十音順)

  • レポート:オピニオンペーパーNo.68「SNS時代の政策決定メカニズム―世論形成におけるソーシャルセクターの役割―」

  • NIRAフォーラム2020「新たな国際秩序の形成と日本の政策ビジョン―知をつなぎ、政策を共創する場の形成―」

    2020年2月5日 東京国際フォーラム

    日本は、国際社会の構造の変化に加え、国内で財政の持続性など多くの課題を抱えている。多国間主義を支持する以上、国内政策の課題に対しても、世界共通の利益と個別の利益を一致させる方策を実現する必要がある。そのために、グローバルな視点から長期的で分野横断的な経済社会ビジョンを作る必要がある。さらに、市民の間ではこれまでの代議制民主主義への信頼が低下している。今後、市民自らが政策を議論し、政府に代替案を示す仕組み作りが重要だ。
    第1部「日本の政策ビジョンの再構築」では、日本の戦略を考えるうえでは、グローバルな視点から、明確な対外方針、社会保障の持続可能性・経済成長・財政健全化について、大多数の国民と共有できる長期的な経済社会ビジョンを構築することが不可欠であることが示された。
    第2部「政策を共創する場の形成」では、代議制民主主義への信頼が低下するなか、市民社会が政策を自らの手で検証・提案し、場合によっては、政府に代替案を示す仕組みを市民社会に作らなければならないと括った。
    [登壇者]井手英策、宇野重規、小黒一正、工藤泰志、古城佳子、谷口将紀、中西寛、永久寿夫、柳川範之、横江公美(敬称略)

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