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日本初の発見からスタートしたニッピのケーシング事業。ニッピコラーゲンケーシングは日本一の霊峰富士の麓にある工場で、富士山からの恵みである天然水を用いて国内製造し、メイド・イン・ジャパンを誇れる高品質を追求しています。
ニッピコラーゲンケーシングの特徴
5つの特徴:汎用性、均一性、衛生管理、機械適正、仕上がり
汎用性 |
さまざまな種類のソーセージ(ウィンナー、フランクフルト、サラミ、生ソーセージなど)に使用可能。 |
均一性 |
サイズを厳密に管理しているので、均一な仕上がりのソーセージを大量に生産することが可能。 |
衛生管理 |
原料の原産地が明確なので、トレーサビリティにのっとった商品を製造できます。 |
優れた機械適性 |
スムーズかつ高速での充填を可能にし、高い歩留まりを実現します。 |
柔らかな仕上がり |
スモーク商品やボイル商品にも適していて、大人から子供までが好む美味しさ、柔らかな食感に仕上がります。 |
ニッピコラーゲンケーシングと天然腸
ニッピコラーゲンケーシング |
天然腸(羊腸) |
長さ |
一定(15mが標準) |
不定(5〜10m 個体により異なる) |
厚さ |
18.5〜29ミクロン(直径19〜21mmサイズ)
最新で18ミクロンを開発 |
12〜15ミクロン(直径19〜21mmサイズ) |
原料原産地 |
アメリカ・日本 |
オーストラリア・ニュージーランド・中国等 |
特徴 |
まっすぐ仕上がる |
生体構造上、カーブして仕上がる |
ピンホールが無い |
ピンホールがある |
タイプの選択および加熱処理により、食感の変更が可能 |
原産地によっては食感が硬め |
安定した生産・供給(価格も安定化) |
飼育頭数の減少(価格が不安定) |
保存方法 |
包装箱に入れた状態で冷所保管(15°C以下) |
塩漬け状態で冷蔵保管 |
使用方法 |
箱から取り出しそのまま使用可能 |
塩分を水で流し、約30分浸水(塩抜き)してから具を詰める
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保管期限 |
未開封の状態で製造日から3年まで |
未開封の状態で約7日〜45日(メーカーによって異なる) |
さまざまな分野から注目を集めるコラーゲン
ニッピが世界にさきがけてコラーゲンの可溶化に成功したことを機に、コラーゲンの優れた効能が世界で注目され始め、応用研究が本格化しました。ニッピでは特許を取得。生物由来のタンパク質であるコラーゲンはきわめて安全であり、その用途は食品分野、医薬・医療分野、さらには美容分野へと展開しています。ニッピでは牛由来のコラーゲンを利用して、衛生的にコラーゲンケーシングを製造しています。
コラーゲンは、動物の体を形づくる線維状のタンパク質です。私たち人間では全体重の1/15がコラーゲンといわれ、体の中できわめて重要な役割を担っています。たとえば皮膚真皮の線維成分の約90%はコラーゲンであり、骨・軟骨・腱をはじめ胃・腸・血管壁などもコラーゲン抜きには成り立ちません。細胞と細胞をつなぎ止めて、細胞が活動しやすい環境をつくりだすのがコラーゲンの主な役割です。
皮膚の組織図