都市の熱環境対策評価ツール〜 CFD on Excel 〜

最終更新日:2014年08月28日

エクセルロゴ流れイメージ

国総研は、総合技術開発プロジェクト「都市空間の熱環境評価・対策技術の開発」(平成16〜18年度)において開発した、スパコンによるヒートアイランド解析技術を基に、パソコンで簡易に予測できるツール「都市の熱環境対策評価ツール」を国土交通省都市局と共同開発しました。
これまで、CFD(数値流体力学)の分析作業にはデータ入力やプログラムの操作に多大な手間を必要としましたが、この計算ツールでは建物や土地利用の配置を、エクセル画面で確認しながら簡便な操作で入力作業が行えます。
様々なヒートアイランド対策(緑化や空調機器の省エネ化、保水性舗装、地域冷暖房、水と緑のネットワーク化や「風の道」への配慮など)の効果を総合的に予測できるので、ヒートアイランド対策の立案をはじめ、環境教育等への活用も期待されます。