資格取得後から耐震診断に取り組み、これまでのリフォームOB客に耐震診断の案内を行った。木造住宅の耐震化を外注ではなく、自ら実施できることが強みとなった。木耐協のサポートも大変助かりました。耐震補強を実施したお客様から「工事が終わった以降、小さな地震があったのが判らなかった位、建物が揺れなくなった」と感想を頂いたときは、実際に建物が強くなっているのだと実感した。また、「補助金がもらえて工事費の負担が軽減され助かった」という感想も頂きました。
耐震事業を始めた頃、実際にお客様の住宅の床下に潜って、柱頭・柱脚金物、筋交い、湿気による劣化状況を目視で確認することは大変だった。補強工事では思惑通りに工事ができず、柱頭・柱脚金物を取り付けるのに苦労したこともあります。
現地調査での見落とし、確認ミスがないようにしている。見落としにより再訪することで、お客様も当方も二度手間になり与信力が低下する。同じ理由で、写真撮影はなるべく沢山の位置や角度で撮影することを心掛けている。
東日本大震災の発生時にタクシーに乗車していた。不自然に揺れるので、運転手に「ふざけて運転しないで」とクレームしたら地震だった。池袋駅が人手溢れかえりバスやタクシーが拾えず、自転車を購入して、2時間程かけて自宅まで帰った。歩道は人で溢れていたので、渋滞の車を縫うように車道の真ん中を走り、タクシーに道を聞きながら帰宅した。その自転車は12年間、手入れをしながら大事に乗っていました。