建築士の資格を取得=耐震改修が出来るではなく、様々な年代の古い建物を診断して補強計画を立てるには接合部や壁量に関する深い理解が必要です。診断に関する細かな知識や上部構造評点の算出、補強計画に至るまで自治体の認定講習では学べない事を学習・理解することが出来ました。また、診断や補強計画についての内容を深く理解することが出来たので、説明時にもお客様の信用を得ている事を強く感じますし、診断後の補強工事に関しても、そのまま一貫してお任せいただけます。
耐震改修を行うことで、震度3の地震でも今までと揺れ方が違うと実感され喜んでくれたお客様もいらっしゃいました。また、雨漏りやシロアリ被害に悩まされていた方は、改修工事を行った事で不安が全て解消された事を喜んでくださいました。過去の改修歴とお客様が現在不安に思っておられる事をよく聞きだし、改修計画の際に必ず解消できる案が出せるよう強く意識しています。
補強計画に屋根の軽量化が予想される場合は勾配定規を持参し、屋根勾配を正確に検測しています。行政に提出する設計図書で屋根伏せ図も必要ですし、工事見積をする際にも自身で屋根形状・面積を把握しておく事が大事です。
弊社は公共土木工事も請け負っているので、地震や台風などの災害時には真っ先に道路などのライフラインの復旧に携わることになります。お客様訪問がどうしても後になってしまう分、リフォームのお客様もまず耐震の相談からいただける様なホームページの作り方をしています。また、新築に関しては耐震等級3の長期優良住宅仕様を標準としています。香川では耐震といえば「市原建設」と言われるような会社に育てていきたいと考えています。