「建築士はみんな耐震診断ができる」
「家を建てた大工が大丈夫と言っているから問題ない」
そのような声を聞くことが少なくありません。
でも、実は正しくありません。
木造住宅の耐震診断を行うためには、一般財団法人 日本建築防災協会が発行する『木造住宅の耐震診断と補強方法』の内容を正しく理解することや、実際にどのように調査を行うかのノウハウも必要なのです。
そこで木耐協では、全国組合員の耐震診断知識の均一化と技術の向上を目的として、1998年に「耐震技術認定者」資格制度を設け、認定講習会を行っています。 「耐震技術認定者講習会」の受講資格は、一級・二級・木造建築士、または木造建築工事業の実務経験が7年以上と会社が認めた者。講習を受けるだけでなく、考査試験に合格しなければ耐震技術認定者にはなれず、3年ごとの更新受講を義務付けています。
現在もこのハードルをクリアした約1,300名の耐震技術認定者が、全国各地で安全・安心な住まいづくりを進めています。
※(注記)耐震技術認定者の資格付与は、木耐協組合員限定です
お近くの耐震技術認定者を検索できます。認定者インタビューでは、全国で活躍している耐震技術認定者に資格を取得した意義や耐震事業への想いを語って頂きました。また、診断エピソードでは、床下や小屋裏での苦労やお施主様とのやりとりなど、様々な出来事をまとめました。
耐震技術認定者講習会の申込み方法や詳細はこちらからご覧ください。