最近の内外情勢 2004年12月
12月 8日(水)
- 右翼諸団体が,「開戦記念日」にちなみ慰霊祭や大東亜戦争の正当性を訴える集会を開催(全国各地)。
12月 9日(木)
- 政府が自衛隊のイラクへの派遣期間を2005年12月14日まで延長する旨,閣議決定。
- 公安調査庁,オウム真理教愛知・名古屋施設及び名古屋千種施設に対する立入検査を実施。名古屋施設が東海地方の在家信徒を指導・教化する拠点であること,名古屋千種施設が新規信徒を勧誘する拠点であることを確認したほか,名古屋施設には麻原の著書や同人の説法を収録したビデオテープ等が多数保管されており,教団が依然として麻原の影響下にあることを確認。
12月11日(土)
- 台湾で立法委員選挙が行われ,国民党,親民党など野党連合が過半数を獲得。
12月16日(木)
- イスラム系のウェブサイトが,オサマ・ビン・ラディンとみられる人物によるイラクなどの石油施設等への攻撃を呼び掛ける旨のメッセージを掲載。
12月17日(金)
- 韓国の廬武鉉大統領が来日(〜18日,指宿市)。小泉首相と会談し,北朝鮮をめぐる6者協議の早期再開などを確認。
- 北朝鮮を脱出したとみられる男女7人が北京の日本人学校の敷地内に駆け込み。
12月21日(火)
- 公安調査庁,オウム真理教千葉・千葉長沼原施設に対する立入検査を実施。同施設が,教団中央部署の一つである「建設部」の事務室及び作業場として使用されていることを確認。
12月24日(金)
- 政府が,北朝鮮から日朝実務者協議(11月)で示された拉致被害者などに関する資料について,「北朝鮮の説明を裏付けるものはなく,受け入れられない」旨,発表。
12月26日(日)
- 大統領選挙決戦投票(11月21日)の結果をめぐり混乱していたウクライナで,同選挙の再投票が行われ,ユシチェンコ元首相がヤヌコヴィチ首相に勝利。
12月27日(月)
- アルジャジーラが,オサマ・ビン・ラディンとみられる人物によるイラク国民議会選挙へのボイコットなどを呼び掛ける旨の録音テープを放送。
- 台湾の李登輝前総統が来日し,名古屋,金沢,京都などを訪問(〜1月2日)。
12月30日(木)
- オウム真理教は,全国9施設(埼玉・八潮大瀬,大阪など)に在家信徒約300名を集め,年末年始集中セミナーを開催(〜1月3日)。