刑事施設の被収容者の不服審査に関する調査検討会(第126回)議事要旨
1
日時
平成24年2月23日(木)15:00
2
審査件数
| 検討会付議件数 | 審査結果 | ||
|---|---|---|---|
| 処理案相当 | 継続審査 | 処理案不相当 | |
| 13件 | 13件 | 0件 | 0件 |
※(注記)付議件数13件のうち,1件は継続審査案件である。
3
意見その他
居室内において職員が故意に物品を落下させたことにより負傷させられたと申告する案件について,「処理案(法務省意見)相当」との結論が出されたが,委員から,「職員に過失があった可能性があり,申告人に被害者性が認められる場合には,処理結果の通知書の表現は,有形力の不法な行使がおよそなかったものと誤解されるおそれがあるが,結論に至る理由をより丁寧に説明すべきであり,本件の場合,職員は故意に物品を落下させた訳ではなく,その態様から暴行と評価されるものではない旨を説明すべきである。」との意見が述べられた。
居室内において職員が故意に物品を落下させたことにより負傷させられたと申告する案件について,「処理案(法務省意見)相当」との結論が出されたが,委員から,「職員に過失があった可能性があり,申告人に被害者性が認められる場合には,処理結果の通知書の表現は,有形力の不法な行使がおよそなかったものと誤解されるおそれがあるが,結論に至る理由をより丁寧に説明すべきであり,本件の場合,職員は故意に物品を落下させた訳ではなく,その態様から暴行と評価されるものではない旨を説明すべきである。」との意見が述べられた。