令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度
○しろまる 短答式・論文式試験について、CBT方式(PCによる答案作成)を導入 【R8試験~】
○しろまる 答案を電子データとして保管、採点(採点のデジタル化)
司法試験・予備試験の現状と課題(デジタル化の必要性)
○しろまる 出願手続、受験票・成績通知書の交付等をオンライン化 【段階的にR7〜】
○しろまる 受験手数料の納付をキャッシュレス化 【R8試験~】
主な政府方針
1 CBT(Computer Based Testing)方式による試験の導入
2 出願手続等のオンライン化等
政府方針等に基づき、司法試験・予備試験のデジタル化を推進
1 手書きで大量の答案を作成
調査研究
【想定しているスケジュール】(概略)
論文式試験
1問当たり最大
A4 8枚
2 出願手続等は郵送のみ
出願件数
1万5千件以上
手書きによる
答案作成
答案用紙
の運搬等
紙媒体で
手書き答案
を採点
印紙購入
(コンビニ等)
受験願書
に印紙貼付
→ 郵便ポスト
に投かん
・出願受付
・受験票作成
(紙媒体)
・受験票郵送
運用開始
➤ 受験者に過度の負担
➤ 判読困難な場合あり、採点担当者(大学教授、法曹実務家等)にも無用の負担
➤ 答案用紙の作成・運搬等の煩雑な作業(=業者に委託)、相応のコスト
➤ 受験者の利便性に難あり、相応のコスト
●くろまるPCで作成された答案
データを採点
司法試験委員会
●くろまるオンラインによる出願
●くろまるキャッシュレスによる
受験手数料納付
司法試験委員会
●くろまる受験票(データ)を
オンライン送信
オンライン
●くろまるPCによる
答案作成
司法試験及び司法試験予備試験のデジタル化について
1 CBT方式による試験の導入による効果
段階的に運用開始
出願手続等のオンライン化等
システム設計・開発(デジタル庁)
CBT方式による試験の導入
司法試験・予備試験のデジタル化による効果
➜ 受験者・採点担当者の負担軽減
➜ 答案用紙の作成・運搬等に係る経費の削減、
情報セキュリティの向上
2 出願手続等のオンライン化等による効果
➜ 受験者の利便性向上
➜ 出願受付、願書用紙・受験票・成績通知書等の
作成・郵送等に係る経費の削減
調査検討
調査研究
調査検討
オンライン オンライン
現行システムの改修 次期システムの改修
システム設計・開発・連携・プレテスト
2 デジタル社会の実現に向けた重点計画(R6.6.21閣議決定)
1 経済財政運営と改革の基本方針2024(R6.6.21閣議決定)
○しろまる 司法試験及び司法試験予備試験については、受験者の利便性の向上、試
験関係者の負担軽減等を図りつつ、適正な試験実施を実現するため、試験
のデジタル化に向けた取組を進める。
○しろまる 本施策は、2023年度までに実施した調査研究等の結果を踏まえ、
2024年度からシステム設計・開発等を進め、2025年度から出願手続等の
オンライン化及び受験手数料のキャッシュレス化を導入した上、2026年に実
施する試験からCBT方式による試験の実施を目指すものである。
【第3No1-96】
○しろまる 政府全体で、重点計画に基づき、行政のデジタル化を推進する【第2章3(1)】
○しろまる 司法分野・司法試験のデジタル化...(略)...の推進等の人的・物的基盤
の整備を進める【第2章6(2)】
令 和 6 年 8 月
法務省大臣官房人事課