商業・法人登記申請における登記すべき事項を記録した電磁的記録媒体の提出について
「登記すべき事項」については,それを申請書に記載することに代えて,電磁的記録媒体に記録して提出することもできます(商業登記法第17条第4項)。なお,電磁的記録媒体自体が申請書の一部となりますので,電磁的記録媒体の内容を別途印刷して添付する必要はありません。
電磁的記録媒体の作成に当たっては,次の点に御留意ください。
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電磁的記録媒体の種類
日本産業規格X 0606形式又はX 0610形式に適合する120mm光ディスク(例)CD-R,DVD-Rなど
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記録の方法
(1)
文字コードは,シフトJIS(※(注記))を使用し,すべて全角文字で作成してください。
(2)
文字フォントは,「MS明朝」,「MSゴシック」等いずれのフォントを使用していただいても構いません。
(3)
使用する文字は,Microsoft®Windows®端末で内容を確認することができるもので作成願います。特に,(1),(2),(3)等の文字は,OSが異なると文字化けすることがありますので御留意ください。
(4)
タブ(Tab)を使用しないでください。字下げや文字の区切り等により空白が必要な場合は,スペース(全角)を使用してください。
(5)
数式中で使用する分数の横線は,「─」(シフトJISの0X849F(区点:0801))を使用してください。
(6)
ファイルは,テキスト形式で記録し,ファイル名は,「(任意の名称).txt」としてください。なお,「(任意の名称)」の文字数は,全角64文字以内にしてください(例 株式会社・設立.txt)。
(7)
電磁的記録媒体には,フォルダを作成しないでください。また,電磁的記録媒体に記録するファイルのサイズは,1ファイル当たり3MB以下にしてください。
(8)
1枚の電磁的記録媒体には,1件の申請に係る登記すべき事項を記録してください。
(9)
電磁的記録媒体には,申請人の氏名(法人にあっては,商号又は名称)を記載した書面をはり付けてください。
※(注記)
シフトJISであっても,JIS X208に含まれないIBM拡張文字,NEC選定IBM拡張文字及びWindows外字はご利用いただけませんので,御注意下さい。
(主な入力例)
株式会社の設立の例
株式会社の役員変更の例
全員重任の場合
就任・辞任・退任等の場合