(貨物輸送)
貨物自動車のうち、特別積合せトラックは、食料工業品、日用品等が増加したため、前年同月比で2.2%増となった。
一般トラックは、同4.0%減となった。
なお、宅配貨物取扱個数は、前年同月比10.4%増となった。
内航海運のうち、貨物船は、紙・パルプ、セメント、砂利・砂・石材等が減少したものの石炭、穀物、石灰石等が増加したため、前年同月比で4.1%増となった。
油送船は、重油等を除くすべての品目が増加したため6.2%増となった。
外貿コンテナ(2月分)は、輸出は前年同月比0.9%減、輸入は同14.6%増となった。
自動車航送定期航路は、自動車航送台数は、前年同月比10.7%減となった。
航空は、国内線は前年同月比5.1%増となった。また、11年5月(速報)は同0.2%減となっている。
一方、国際線は同20.0%増となり、11年5月(速報)は同15.1%増となっている。
なお、外国航空会社を含めた新東京国際空港及び関西国際空港の輸出入(継越貨物を除く)をみると、輸出は、前年同月比6.3%増、輸入は同13.6%増となった。
11年5月は、輸出は前年同月比5.7%増、輸入は同11.1%増となっている。
民鉄は、前年同月比3.0%減となった。このうち、定期旅客は同3.8%減、定期外旅客は同1.9%減であった。
バス(東京11社)前年同月比4.6%減となった。
なお、高速バス(関東圏−近畿圏間)は、同3.6%減となった。
(注)関東圏(1都3県)、近畿圏(2府4県)の33系統対象。
タクシー(東京)は、前年同月比3.3%減となった。実働率は同1.6ポイント増の89.2実車率は同1.9ポイント減の45.0となった。
なお、11年5月(速報:35社)は、前年同月比2.6%減となっている。
航空は、国内線は、前年同月比1.7%増となった。このうち、幹線は同5.2%増、ローカル線は同0.7%減であった。
一方、国際線は同9.1%増となった。
なお、11年5月(速報)は、国内線は前年同月比4.6%増、このうち幹線は同9.1%増、ローカル線は同1.7%増となっている。国際線は同12.2%増となっている。
出入国の動向(速報)をみると、出国日本人数は、前年同月比3.4%増、入国外客数は同9.5%増となった。
ホテル(東京及び大阪14ホテル)の稼働率は、前年同月比1.9ポイント増の74.2となった。
新車登録台数は、前年同月比で11.1%減となった。このうち、旅客車は10.5%減(普通車11.9%減)、貨物車は同14.4%減となった。
なお、11年5月は、前年同月比10.2%減(旅客車同7.6%減、貨物車同25.0%減)となっている。
軽自動車新車販売台数(軽二輪車を除く)は、前年同月比32.5%増(軽乗用車同48.1%増、軽貨物車同9.8%増)となった。
なお、11年5月は、前年同月比29.1%増(軽乗用車同49.4%増、軽貨物車同2.4%増)となっている。
自動車保有車両数は、前年同月比1.2%増であった。
なお、自動車保有車両数のうち登録自動車車両数の11年5月は、前年同月比0.7%増となっている。
高速道路(日本道路公団)の利用台数は、前年同月比1.8%減となった。
なお、11年5月は、前年同月比0.3%減となっている。