★ ★ ★ 建設マスターとは ★ ★ ★
1.優秀施工者国土交通大臣顕彰の趣旨
建設産業は、住宅・社会資本整備の直接の担い手として、国民生活の向上に重要な役割を果たす我が国の基幹産業です。建設産業が良質な建設生産物を効率的に供給し、活力と魅力あふれる産業として発展するためには、優秀な人材の確保・育成が必要不可欠となっています。そこで国土交通省では、現場の第一線で「ものづくり」に直接従事している方の中から、特に優秀な技術・技能を持ち、後進の指導・育成等に多大な貢献をしている建設技能者の方を対象として、平成4年より実施してきた優秀施工者建設大臣顕彰を平成13年度より「優秀施工者国土交通大臣顕彰」として継続しています。
平成27年度より、次世代の建設現場の担い手を確保・育成すること、建設マスターに達するまでの技術・技能の向上を図ることを目的として、新たに「青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰」を設けました。令和2年度より「青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰」として継続しています。
2.「建設マスター」、「建設ジュニアマスター」とは
建設マスター(優秀施工者国土交通大臣顕彰 被顕彰者)は、建設産業に従事している現役の技能者の中で、第一線の現場作業に従事し、卓越した技術・技能を有している「ものづくりの名人」です。
<建設マスターの顕彰基準>
[1]技術・技能が優秀であること
[2]工事施工の合理化等に貢献していること
[3]後進の指導育成に努めていること
[4]安全・衛生の向上に貢献していること
[5]他の建設現場従業者の模範となっていること
建設ジュニアマスター(青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰 被顕彰者)は、優秀な技術・技能を持ち、今後さらなる活躍が期待される青年技能者です。
<建設ジュニアマスターの顕彰基準>
[1]技術・技能が優秀であること
[2]工事施工の合理化等に貢献していること
[3]将来その活躍が一層期待されること
[4]安全・衛生の向上に貢献していること
[5]他の建設現場従業者の模範となっていること
3.選考方法
建設マスターは都道府県知事、建設業者団体の長又は国土交通省地方整備局長等から推薦を受けた方、建設ジュニアマスターは建設業者団体の長から推薦を受けた方について、優秀施工者国土交通大臣顕彰審査委員会において審査・選考しています。
<優秀施工者国土交通大臣顕彰審査委員会(令和6年6月17日現在)>
今 井 雅 則
(一社)全国建設業協会会長
岩 田 正 吾
(一社)建設産業専門団体連合会会長
大 木 勇 雄
(一社)日本建設躯体工事業団体連合会会長
岡 村 美 好
山梨大学大学院特任准教授
谷 脇 暁
(一財)建設業振興基金理事長
藤 川 幸 造
全国管工事業協同組合連合会会長
委員長:
古 阪 秀 三
立命館大学客員教授
マリ クリスティーヌ
異文化コミュニケーター
宮 本 洋 一
(一社)日本建設業連合会会長
横 山 忠 則
(一社)全国建設室内工事業協会会長
義 村 敦 子
成蹊大学教授
11名(敬称略:50音順)
4.顕彰方法
年1回顕彰式典を実施し、被顕彰者に対し、建設マスターは国土交通大臣から顕彰状を授与するとともに徽章を贈呈し、建設ジュニアマスターには不動産・建設経済局長から顕彰状を授与しています。
5.被顕彰者数の推移
(単位:人)
第1回
(H4)
第2回
(H5)
第3回
(H6)
第4回
(H7)
第5回
(H8)
第6回
(H9)
第7回
(H10)
第8回
(H11)
第9回
(H12)
第10回
(H13)
222
263
273
238
269
258
293
295
303
461
第11回
(H14)
第12回
(H15)
第13回
(H16)
第14回
(H17)
第15回
(H18)
第16回
(H19)
第17回
(H20)
第18回
(H21)
第19回
(H22)
第20回
(H23)
501
472
463
456
436
436
412
421
411
401
第21回
(H24)
第22回
(H25)
第23回
(H26)
第24回
(H27)
第25回
(H28)
第26回
(H29)
第27回
(H30)
第28回
(R1)
第29回
(R2)
第30回
(R3)
362
378
389
406
415
417
422
456
455
482
第31回
(R4)
第32回
(R5)
第33回
(R6)
合計
487
459
452
12,864
6.建設マスターのホームページについて
7.受賞者ご家族作文
8.本件問合わせ先
国土交通省不動産・建設経済局建設振興課内
建設マスター事務局
TEL03-5253-8111(内線24-844)