国土交通省では、全国から選定された都市にお住まいの方々を対象に、人の動きに関する交通実態調査を令和7年度に実施する予定です。このたび、令和7年度の調査に向けて、よりよい調査方法を検討するために、一部の地域で試験調査を実施します。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。詳細はこちらをご覧下さい。
全国都市交通特性調査(旧全国都市パーソントリップ調査:以下、全国PT調査)は、「全国横断的」かつ「時系列的」に都市交通の特性(外出率、トリップ原単位、交通手段分担率等)を把握する調査です。
類似の調査として、地方公共団体が実施する都市圏パーソントリップ調査がありますが、調査実施のタイミングは都市交通マスタープランの策定時期によるため、各都市圏によって異なります。したがって、同一年の比較による全国横断的な分析は困難です。そこで、全国PT調査では、国土交通省が実施主体となり、都市圏規模別に抽出した対象都市に対して、概ね5年に1度、全国一斉に調査を実施しています。
全国PT調査は、主要な都市交通特性値(外出率、一人当たりトリップ数、目的別トリップ数、交通手段分担率 等)を全国横断的に比較をすることが目的であるため、サンプル数はこれらの値を把握するのに必要な数に絞っています。このため、全国一斉の調査を効率的に実施できる一方、都市圏パーソントリップ調査で把握している都市圏内の「どこから、どこへ行ったのかという総量(OD量)」は把握ができないという留意点があります。
都市圏パーソントリップ調査では都市圏人口に対して数%のサンプル数が必要であるのに対して、全国PT調査ではどの都市も一律500世帯に設定しています(例えば、50万世帯が暮らす都市であれば、都市圏パーソントリップ調査では数万世帯を取得する必要がありますが、全国PT調査では500世帯で済みます)。全国PT調査で必要なサンプル数は、全国70都市の合計でも3.5万世帯です。
国交省都市局では全国PT調査結果について、さまざまなデータを公開しています。詳細は「全国PT調査活用チラシ」をご覧ください。
全国PT調査活用チラシ
◇これまでの集計データ
基礎集計表・都市別指標・クロス集計データ
◇令和3年調査
調査結果(速報版)
調査結果(とりまとめ)
集計データ(基礎集計表)NEW!
集計データ(都市別指標・クロス集計データ)
◇平成27年調査
調査結果(速報版)
調査結果(とりまとめ)
集計データ(基礎集計表)
集計データ(都市別指標・クロス集計データ)
◇平成22年調査
調査結果まとめ
調査結果まとめ(第2編)
都市別の主な交通特性値(参考)
◇平成17年調査
調査結果について
調査結果まとめ[1]
調査結果まとめ[2]
◇平成11年調査
調査結果まとめ[1]
調査結果まとめ[2]