令和4年1月18日
屋上緑化や壁面緑化は、都市におけるヒートアイランド現象の緩和、美しく潤いのある都市空間の形成、都市の低炭素化等の観点から、全国的に取り組みが進められています。
国土交通省では、平成12年から全国の屋上・壁面緑化の施工実績調査を行っており、この度、令和2年の調査結果をまとめました。
(1)令和2年における施工面積
令和2年中に、屋上緑化は約19.9haが施工されました。
この面積は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開・閉会式が開催された新国立競技場の建築面積※(注記)の約3つ分に相当します。
※(注記)新国立競技場の建築面積: 約69,600m2
また、同年中に壁面緑化も約5.8haが施工されました。
(2)累計施工面積
調査を開始した平成12年から令和2年の21年間の合計で、屋上緑化は約557ha、壁面緑化は約109haが創出されました。
※(注記)本調査は最大3年間遡った回答を依頼しているため、令和元年、令和2年データは暫定値であり、今後数値が変わる可能性があります。
(3)令和2年の特徴的な傾向
全体の施工面積における「事務所用途」の占める割合が、屋上・壁面緑化ともに過去10年で最も高い値となりました。
報道発表資料(PDF形式:1294KB)PDF形式
参考資料(PDF形式:1521KB)PDF形式
調査協力企業リスト(PDF形式:259KB)PDF形式
参考資料_調査データ_Excel形式(Excel形式:109KB)Excel形式
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