令和6年10月16日
国土交通省では、2015年より日ASEAN交通連携の枠組のもと、ASEANへの物流人材育成支援を実施しております。この度、公益財団法人SGH財団の協力のもと、佐川グローバルロジスティクス株式会社より講師を招き、スルタン・ハジ・アーマド・シャー短期技能大学において「物流集中講義」を実施しました。
物流人材育成支援事業は、ASEANにおける物流マネジメント人材の育成を支援するため、
2015年より実施しております。
本年5月のラオス国立大学、7月のホーチミン市交通大学に続き、この度、クアンタンにある
スルタン・ハジ・アーマド・シャー短期技能大学において物流集中講義を実施しました。
国土交通省では、ASEANの物流分野の健全な発達を支援していくため、現地の優秀な物流人材
の確保・育成が不可欠との認識の下、今後も官民連携による物流人材育成事業を引き続き実施し
てまいります。
<事業概要>
(1)実施対象: スルタン・ハジ・アーマド・シャー短期技能大学の学生 約150名
(2)実施時期: 令和6年10月7日(月)から10月11日(金)の5日間
(3)実施場所: スルタン・ハジ・アーマド・シャー短期技能大学(クアンタン)
(4)主な講義内容:
【国土交通省】
・日本の物流政策及びコールドチェーン物流サービスに関する取組について
【佐川グローバルロジスティクス】
・物流概論(SCM、3PL、販売物流、国際物流等)
・物流オペレーション(5S、BCP等)
・物流施設紹介(Xフロンティア)
・学生によるマレーシアにおける物流サービスの新規提案(ディスカッション)