令和5年5月29日
2016年に「濱口梧陵国際賞」を創設し、津波・高潮等に対する防災・減災に関して顕著な功績を挙げた国内外の個人又は団体を表彰しております。
今年度、新たに、沿岸防災技術のより一層の普及・啓発を図る取組として、次代を担う国内外の高校生を対象に「2023年濱口梧陵国際作文コンテスト」を実施しますので、本日から7月31日まで募集します。
【参考】濱口梧陵国際賞とは
濱口梧陵国際賞は、我が国の津波防災の日である11月5日が、2015年の国連総会において「世界津波の日」として制定されたことを受け、
国内外で沿岸防災技術に係る啓発及び普及促進を図るべく、国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会によって2016年に創設された国際的な賞です。これまでに、13名7団体が受賞しています。
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濱口梧陵について>
現在の和歌山県広川町で生誕。安政元年(1854年)突如大地震が発生、大津波が一帯を襲いました。このとき、梧陵は稲むら(稲束を積み重ねたもの)に火を放ち、この火を目印に村人を誘導、安全な場所に避難させました。
その後も、被災者用の小屋の建設、防波堤の築造等の復興にも取り組み、後の津波による被害を最小限に抑えたと言われています。
稲むらの火
(資料提供:内閣府防災担当)
1.募集対象及び募集期間
・国内外の高校生(国外であれば日本の高等学校に相当する教育機関に在籍する学生)
・令和5年5月29日(月)〜令和5年7月31日(月)
2.テーマ及び応募方法
・テーマは、濱口梧陵エピソードを読んで、「考えたこと」「感じたこと」「体験したこと」「思うこと」を自分の言葉で綴ってください。
・日本語、英語のいずれかで応募してください。
※(注記)電子メール又は郵送
3.入賞作品の発表
令和5年10月頃に国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会(事務局)のウェブサイトに発表予定です。
4.その他
募集、表彰等の詳細は、添付の募集要項(別紙1)、提出様式(別紙2)をご確認ください。また、添付の募集要項等は港湾空港技術研究所のホームページにも掲載されており、様式のダウンロードが可能です。
日本語(
https://www.pari.go.jp/event/seminar/hamaguchi-award/2023/2023-sakubun/index.html)
英語 (
https://www.pari.go.jp/en/public-relations/hamaguchi-award/essay-contest-2023/index.html)