令和5年6月29日
古川国土交通大臣政務官は、令和5年6月25日から28日までスペインに出張し、マドリードで開催された「第21回水と災害に関する有識者・指導者会議」(HELP21)に出席しました。
HELP21では、古川国土交通大臣政務官より、本年3月の「国連水会議2023」での議論の要点を紹介し、今後のフォローアップのあり方について提案しました。
また、世界各国に積極的に進出しているスペイン建設業協会(SEOPAN)との意見交換を行いました。
1.水と災害に関する有識者・指導者会議について
水関連災害に対する各国の取組を強化、世界の意識啓発や各種提言・支援をするために、平成25年6月に設置された国際パネルで、各国の閣僚級、国際機関のリーダー等により構成されている。アジア・太平洋水サミット、世界水フォーラム、国連関係の水会議等への政策的助言を継続的に展開している。
2.古川国土交通大臣政務官の主な行程:
○しろまるスペイン建設業協会(SEOPAN)との意見交換(6月26日(月))
本邦建設関連企業(コマツ・ヨーロッパ)同席のもと、会員企業の売上の8割を海外で獲得しているスペイン建設業協会 (SEOPAN)幹部と意見交換を行った。建設機械を含む本邦建設関連企業とスペイン建設業の協力について議論を行い、今後とも継続して協力していくことを確認した。
○しろまるHELP21(6月27日(火))
古川政務官より、本年3月に開催された国連水会議2023の議論を踏まえた3つのキーワード(複合的な便益の追求、気候変動による損失の定量評価と投資の促進、現場での実践)を紹介し、同討議のフォローアップを共同議長の2か国(エジプト・日本)で主導していくことを提案した。
○しろまるバイ会談(6月27日(火))
HELP21参加国政府幹部2名とバイ会談を行った。