令和6年12月2日
国土交通省海事局(団長:桶谷安全技術調査官)は、令和6年11月26日(火)、韓国海洋漁業省海上安全局(団長:Mr. Lee Chang-yong海事安全政策課長)との間で第23回「日韓検査課長会議」を広島で開催しました。今回の会議では、日韓両国間で、自動車運搬船の火災対策や船舶からの温室効果ガス(GHG)削減等といった国際的に重要な船舶の安全・環境対策について意見交換及び情報共有を行うとともに、両国の寄港国検査(PSC)における連携の強化及び技術交流の促進等が合意されました。
この「日韓検査課長会議」は、国際的な船舶の安全確保及び海洋環境保護に関する条約、基準等の策定や、PSCにおける協力関係の構築・維持のために、平成8年(1996年)に韓国・ソウルで第1回会議を開催して以来、原則として毎年、日韓の間で交互に開催しています。
今回の会議の主な成果は、次のとおりです。
- 国際的な船舶の安全・環境対策(自動車運搬船の火災対策、推進・操舵装置に関する国際基準の見直し、日韓間の旅客船の安全対策、船舶からのGHG排出削減に向けた更なる対策等)について意見交換及び情報共有を行い、今後も両国で連携していくことを確認した。
- PSCにおける連携の強化及び技術交流の促進に合意した。
個別の内容については、別紙をご参照ください。