令和6年8月2日
酷暑が予報される時間帯やイベント開催時における輸送力不足解消の方策を公表します。
本年4月にスタートした日本版ライドシェアについて、気温35度以上が予報される時間帯や
イベント開催時のタクシー利用者の増加に対応できるようバージョンアップします。
国土交通省では、本年4月、地域の自家用車や一般ドライバーがタクシー事業者の管理
の下で安心・安全な運送サービスを有償で提供することを可能とする制度(日本版ライド
シェア)がスタートしました。現在では、全17地域で運行が開始し、44地域において
検討中であるほか、マッチング率も昨年度の数値と比較し概ね改善するなど、順調に取り
組みが進んでいるところです。
先日、第一弾として、雨天時に対応したバージョンアップを実施したところですが、今
年の夏は酷暑が予想され、利用者の利便性向上の観点から「移動の足」の確保が大変重要と
なっていることから、気温が35°C以上予報される時間帯にも、雨天時と同様に使用可能
な車両を増やすこととします。
また、一時的な移動需要の増加が見込まれるイベント開催時に対応するため、イベント
開催時におけるタクシー及び日本版ライドシェアの当該エリアにおける供給拡充のための
仕組みを導入します。
これにより、酷暑及びイベント開催時の移動の足不足を解消することを目指します。