改善箇所説明図
注: は改善箇所(修正または取り外し)、
は、修正できない場合の追加部品を示す。
不具合内容及び原因
エンジンボンネットにおいて、製造工程が不適切なため、ストライカーを固定しているリベットスタッドボルトが正し
く圧着されていないものがある。そのため、高速走行時にボンネットに掛かる風圧によりボルト圧着部分に応力がかか
り、ボルトが緩み、振動で異音が発生する。そのまま走行すると最悪の場合、ラッチが損傷し、ボンネットが開いて脱
落するおそれがある。
改善措置の内容
全車両、ボンネットストライカーを点検し、正しく圧着されていない場合にはストライカー取付け部分を修正する.
なお、修正が出来ない場合にはリベットスタッドボルトを取り外し、取付方法をブラケット方式に変更する。
識別:車両識別プレートの下側に、黄色で直径5mm程度のマークを塗布する。
また、点検整備記録簿の該当欄に「日付、走行距離、ワークショップスタンプと担当者名、リコール:外-3868 の改修
と記入する。
リベットスタッドボルト
ボンネットストライカー
エンジンボンネット
ブラケット