総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会
省エネルギー小委員会 自動車判断基準ワーキンググループ
交通政策審議会 陸上交通分科会 自動車部会 自動車燃費基準小委員会
合同会議(第6回)
議事要旨
1.日 時:2018年12月17日(月)13:00〜15:00
2.場 所:経済産業省 別館2階 218共用会議室
3.出席者:
【委員】
塩路座長兼委員長、青山委員、河合委員、草鹿委員、竹岡委員、近久委員、津江委員、永井委員、松村委員
【オブザーバー】
池ヶ谷オブザーバー、神岡オブザーバー(日本自動車工業会)、
青木オブザーバー(日本自動車輸入組合)
【事務局】
経済産業省 松山省エネルギー・新エネルギー部長、
吉田省エネルギー課長、
立石省エネルギー課長補佐、
井出省エネルギー課長補佐、
石川自動車課室長、羽原自動車課長補佐
国土交通省 島自動車局次長、佐橋環境政策課長、
河野環境政策課専門官
4.議 題:
[1] 燃費計測方法について
[2] 規制対象範囲について
[3] WTWの考え方について
[4] 燃費改善技術による向上率について
[5] TR計測結果について
[6]その他
5.議事要旨:
本合同会議の開催形式について
本合同会議は、個別企業の企業秘密に関する情報を取り扱うため、企業秘密保護の視点から、会議は非公開で行うこととなった。
〇議題[1] 燃費計測方法について
・次期燃費基準について、燃費の計測方法としてWLTCモード法を採用することが了承された。
〇議題[2] 規制対象範囲について
・次期燃費基準の対象車両を、乗車定員9人以下及び乗車定員10人以上かつ車両総重量が3.5トン以下の乗用車とすることが了承された。
・ガソリン車、LPガス車、クリーンディーゼル自動車に加えて、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車について新たに規制対象とすることが了承された。
・燃料電池自動車について、燃費規制の基準設定においては考慮しないことが了承された。但し、導入への取り組みについては適切に評価することが了承された。
〇議題[3] WTWの考え方について
・次期基準におけるエネルギー消費効率の算定は、ガソリンや電気等のエネルギーが車両に供給されるよりも上流側の効率も考慮することで技術中立的に行うことが了承された。
・電気については、次期基準が基準年度以降に販売される車両の燃費向上を促すものであることから、自動車新時代戦略会議において示されたWtWの視点で、2030年度の電力需給の見通し等を踏まえて評価することが了承された。
・具体的な算定の方法について了承された。
〇議題[4] 燃費改善技術による向上率について
・乗用車メーカーに対する技術アンケートの結果等を勘案して算出された燃費の「向上率」について了承された。
〇議題[5] TR計測結果について
・トップランナーの計測結果について事務局から報告が行われた。
〇議題[6] その他
・欧州のCO2規制の動向について事務局から報告が行われた。
以上