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合同会議(第5回)
議事要旨
1.日時:2018年3月6日(火)16:00〜17:45
2.場所:経済産業省 別館9階 944共用会議室
3.出席者:
【委員】
塩路座長兼委員長、青山委員、大石委員、河合委員、草鹿委員、竹岡委員、近久委員、津江委員、永井委員、松村委員
【オブザーバー】
池ヶ谷オブザーバー、神岡オブザーバー(日本自動車工業会)、青木オブザーバー(日本自動車輸入組合)
【事務局】
経済産業省 髙科省エネルギー・新エネルギー部長、吉田省エネルギー課長、立石省エネルギー課長補佐、井出省エネルギー課長補佐、小林大臣官房参事官、羽原自動車課長補佐
国土交通省 島自動車局次長、久保田環境政策課長、丸田次世代自動車推進官、河野環境政策課専門官
4.議題:
[1] 乗用車燃費規制の現状と論点について(自由討議)
[2] トップランナー計測及び技術ヒアリングについて
[3] その他
5.議事要旨:
議題[1]〜[3]について、資料に基づき事務局から説明を行った。主な審議内容は以下のとおり。
○しろまる議題[1] 乗用車燃費規制の現状と論点について(自由討議)
乗用車燃費規制の現状を踏まえ、次期基準策定において今後検討すべき論点について自由討議が行われた。委員からの主な意見は以下のとおり。
・ 目標年度は、遅くとも2030年度までと考えるが、基本的にはその手前ではないか。
・ 今後の普及見込みや海外の動向を考えると、現在燃費規制の対象外となっている電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車について、規制の対象とするべきではないか。
・ 電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車を規制の対象とする場合には、その評価方法が論点ではないか。
・ 石油精製・発電から走行時までといったトータルのエネルギー消費量を勘案したWell to Wheelのような概念を考慮するべきではないか。
・ ハイブリッド自動車については、マイルドやストロングを分けて評価するかどうか検討するべきではないか。
・ 燃料電池自動車については、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車よりも長期的な視野に立って議論するべきではないか。
・ 現在の燃費測定法では評価していないエアコン等を加味した燃費値等、ユーザーに適切に伝えるための表示のあり方についても検討するべきではないか。
○しろまる議題[2] トップランナー計測及び技術ヒアリングについて
トップランナー計測の対象や測定・選定方法、技術ヒアリングのヒアリング事項・対象について確認した。
○しろまる議題[3] その他
今後の審議の進め方について、トップランナー計測及び技術ヒアリングを6ヶ月程度行った後、秋以降を目途に次回会議を開催し、平成30年度内にとりまとめを目指すこととした。
以上