第2回自動車燃費基準小委員会 議事要旨

第2回自動車燃費基準小委員会 議事要旨

総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会
省エネルギー小委員会 自動車判断基準ワーキンググループ
交通政策審議会 陸上交通分科会 自動車部会 自動車燃費基準小委員会
合同会議(第2回)
議事要旨


1.日時:2015年8月28日(金)13時30分〜15時10分

2.場所:経済産業省 別館8階 850各省庁共用会議室

3.出席者:
委員:大聖座長兼委員長、青山委員、石井委員、草鹿委員、塩路委員、竹岡委員、近久委員、
永井委員、松村委員
オブザーバー:土井オブザーバー代理(稲垣オブザーバー)、荻原オブザーバー、神岡オブザーバー、
高橋オブザーバー、播磨オブザーバー
事務局:経済産業省 辻本省エネルギー対策課長、町田省エネルギー対策課長補佐、田中自動車課長補佐
国土交通省 西本環境政策課長、大橋環境政策課次世代自動車推進官、
髙井環境政策課自動車使用適正化対策官、升井環境政策課係長

4.議 題:
[1] 達成判定方式について(案)
[2] WLTP 燃費試験における車両のクラス分け及び適用されるサイクルについて(案)
[3] 表示事項等について(案)
[4] コンバインドアプローチ(補間法)について(案)
[5] 取りまとめ(案)
[6] その他

5.議事要旨:
議題[1]〜[5]について事務局から説明を行った。また、燃費試験におけるWLTP の導入の方
針として資料1〜5が了承された。なお、主な質問・意見は以下のとおり。

しろまるWLTP 燃費試験における車両のクラス分け及び適用されるサイクルについて(案))
・例として挙げられた車両について、Class1 及びClass2 に比べてClass3b の燃費値が厳しく
なることが示されている点に関連し他の車両における燃費値の傾向や、世界統一技術規則
(GTR)上Class2 に該当する車両の日本における割合について質問があった。

しろまるコンバインドアプローチ(補間法)について(案)
・燃料消費量と走行に必要なエネルギーの関係が一定とみなせる車両のグループである同
一ファミリー内における最も良い燃費値と最も悪い燃費値の車両の燃費試験実施後に、同
一ファミリーの要件にあてはまる、より燃費値の良い車両やより燃費値の悪い車両が出てき
た場合の考え方について質問があった。

しろまる取りまとめ(案)
取りまとめ(案)については、概ね了承を得た。今後、座長兼委員長一任の下で、取りまと
め(案)における書きぶりの修正を行い、パブリックコメント等の手続きを経て最終とりまとめ
(案)を作成することとなった。
・政府の取り組みのうち、「WLTP 燃費試験の下での燃費性能、燃費改善技術の導入見通し
等を踏まえて燃費基準を策定する」における「燃費基準の策定」の意味、排出ガス試験に
WLTP が導入されWLTP 燃費値がJC08 燃費値より良い値となる可能性について質問があ
った。

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