ニューズレター「新時代」 第34号(平成14年11月) 一緒に考えましょう、国会等の移転
国会の動き
衆議院
- 10月18日の衆議院国会等の移転に関する特別委員会において、中井洽(なかい・ひろし)委員長が新たに選任されました。
なお、同特別委員会の構成は以下のとおりです。
(衆)国会等の移転に関する特別委員会
- 委員長
- 中井洽君(自由)
- 理事
田野瀬良太郎君(自民)
棚橋泰文君(自民)
蓮実進君(自民)
吉田幸弘君(自民)
大谷信盛君(民主)
玄葉光一郎君(民主)
河合正智君(公明)
塩田晋君(自由)
- 委員
-
荒井広幸君(自民)
石田真敏君(自民)
佐藤勉君(自民)
笹川堯君(自民)
松本和那君(自民)
宮本一三君(自民)
八代英太君(自民)
吉野正芳君(自民)
渡辺喜美君(自民)
河村たかし君(民主)
小林守君(民主)
中川正春君(民主)
牧義夫君(民主)
石井啓一君(公明)
矢島恒夫君(共産)
大島令子君(社民)
- 衆議院国会等の移転に関する特別委員会では、10月31日、「国会等の移転の規模及び形態等の見直しに関する予備的調査についての報告書」について、衆議院国会等の移転に関する特別調査室長の説明を聴取し、その後自由討議を行いました。
参議院
10月18日の参議院国会等の移転に関する特別委員会において、島袋宗康(しまぶくろ・そうこう)委員長が新たに選任されました。
なお、同特別委員会の構成は以下のとおりです。
(参)国会等の移転に関する特別委員会
- 委員長
- 島袋宗康君(国連)
- 理事
国井正幸君(自保)
山下善彦君(自保)
江本孟紀君(民主)
加藤修一君(公明)
- 委員
有馬朗人君(自保)
大島慶久君(自保)
太田豊秋君(自保)
河本英典君(自保)
沓掛哲男君(自保)
保坂三蔵君(自保)
松田岩夫君(自保)
佐藤泰介君(民主)
長谷川清君(民主)
平田健二君(民主)
和田ひろ子君(民主)
草川昭三君(公明)
浜田卓二郎君(公明)
井上美代君(共産)
西川きよし君(国連)
衆議院調査局による国会等の移転関連の予備的調査について
平成14年7月30日付けで衆議院国会等の移転に関する特別委員長から衆議院調査局長に対し、国会等の移転の規模及び形態等の見直しに関する予備的調査命令が発せられました。この命令に基づき、衆議院調査局において調査を進めてきた結果、今般報告書がとりまとめられ、去る10月16日に同委員長に提出されました。
(参考)「国会等の移転の規模及び形態等の見直しに関する予備的調査についての報告書」の目次
第1 現在想定されている国会等の移転の規模及び形態等について
- 移転の規模
- 移転の形態
第2 国会等の移転の規模及び形態等の見直しについて
- 最近の提言
- 移転の規模についての試算
- 学識経験者の提言
第3 PFI・不動産の証券化について
- PFIの国会等の移転への活用
- 不動産証券化の国会等の移転への活用
- 学識経験者の提言
「オンライン講演会」を開催しています
国土交通省の国会等の移転ホームページでは、これまで学界、経済界等各界の有識者42名を講師にお招きして講演会を開催しています。8月以降、新たに下記の講演を追加しましたので、是非ご覧下さい。
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/onlinelecture/index.html
<8月掲載>
[画像:尾島 俊雄氏の写真]尾島 俊雄氏(早稲田大学 教授)
テーマ:『首都機能の環境』
主な項目
- 国家元首の所在地が首都か
- 国会等の所在地は首都機能地か
- 新首都機能の都市環境
- 日本の新しい首都機能像
<9月掲載>
[画像:李家 幽竹氏の写真]李家 幽竹氏(李朝風水師)
テーマ:『風水で見た都市のあり方』
主な項目
- 都づくりにも「風水」が用いられていた
- よりよい場所を求めて移動する都
- どうすれば一番いい状態で人が暮らせるのかの模索を
- 国民の希望を具現化するような都市づくりを
<10月掲載>
[画像:中邨 秀雄氏の写真]中邨 秀雄氏(吉本興業株式会社 代表取締役会長)
テーマ:『日本を元気にする首都のあり方』
主な項目
- 限界にきている東京 − 国会等の移転の早急な決断を
- 政治、経済だけではなく文化までもが一極集中
- 大衆に受け入れてもらうためにはメディアを利用すべき
- 女性にやさしく、住みやすいまちづくりを
[画像:池田 俊一氏の写真]池田 俊一氏(オーストラリア国立大学 助教授)
テーマ:『ブッシュ・キャピタルでの豊かな暮らし』
主な項目
- 首都特別地域
- 「ブッシュ・キャピタル」(キャンベラ)での暮らし
- 「ブッシュ・キャピタル」の利便さ
- 日本の首都機能移転
<11月掲載>
[画像:荒俣 宏氏の写真]荒俣 宏氏(作家)
テーマ:『首都機能移転によって世の中を良くしてきた日本人』
主な項目
- 積極的な町づくりの実験を行い、首都機能移転を成功させた江戸
- 首都機能移転の際に「何を切るか」「何をつけ加えるか」を明確に
- 最新の情報インフラを構築し、情報管理の先進モデルに
- 知恵を出し合い国民のための新都市づくりを
パンフレット「移転先新都市の国際政治都市としてのあり方について」を作成しました
[画像:パンフレットの表紙]移転先新都市の国際政治都市としてのあり方については、「移転先新都市の国際政治都市としてのあり方に関する検討会」(座長:戸所隆高崎経済大学教授)において、調査検討を行ったところですが、この度、同検討会の報告をもとに、パンフレットを作成しました。
パンフレットは、国際政治都市をつくる意義、移転先新都市として重視すべき国際政治都市の役割と機能、国際政治都市のイメージなどについて、図表を用いて、わかりやすく解説しています。
パンフレットをご希望の方は、後掲の連絡先までご連絡ください。
トピックス
「子ども霞ヶ関見学デー」が開催されました
8月22〜23日、「子ども霞が関見学デー」が開催されました。国土交通省の「首都機能都市体験CD-ROM」体験コーナーにおいても、約10名ほどの子供が参加し、バーチャルの首都機能都市を体験してもらいました。首都機能都市の中を探索したり、クイズを楽しんだり、親子でパソコンに向かいながら会話が弾んだりと、活気あふれる2日間になりました。
[画像:子ども霞が関見学デーの様子1] [画像:子ども霞が関見学デーの様子2] [画像:子ども霞が関見学デーの様子3]
最近の国会等の移転に関する各地域の主な動き
国会等の移転に関して、出前講座(講師派遣)やっています!
国会等の移転に関するいろいろな話をお聞きになりたい方、研究会活動の一環として勉強したい方等がいらっしゃいましたら、皆様からのご依頼を受けて国土交通省職員がお伺いし、説明をさせていただいております。申込方法等は下記のとおりとなっております。全国どこへでもご説明に伺いますのでお気軽にご依頼下さい。
- 利用方法
「講師派遣申込書」として、必要事項(希望する講演内容、希望日時、講演場所、聴講対象者、依頼者の連絡先の団体名及び連絡者名・住所・電話番号)を記入し、下記のあて先までファックス又は電子メールにて送付してください。国土交通省職員が連絡を取り、日時について調整を行います。
(日程調整等のため、申し込みから講演の実施まで1ヶ月程度を要します。)
- 経費について
謝金は必要ありませんが、往復の交通費は場合によって負担していただくことがあります。
- 派遣先について
派遣先は、学校等の教育関係機関、NPO、商工会議所、地方公共団体等を基本としています。ただし、聴講者から入場料、講演料を徴収する等の場合は派遣できません。
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