平成9年社会医療診療行為別調査の概況 結果の概要
6 院外処方の状況
入院外における院外処方率は、総数では22.8%であり、病院・診療所別では、病院18.6%、診療所24.9%となっている。
病院について種類別にみると「特定機能病院」31.9%が最も高く、次いで「療養型病床群を持つ病院」29.3%が高くなっている。診療所について主な診療科別にみると「眼科」51.3%が最も高く、次いで「耳鼻いんこう科」45.9%、「皮膚科」36.5%となっており、一方、低い方からみると「産婦人科」11.1%が最も低く、次いで「外科」16.0%となっている。(表9、表10、図9)
表9 病院−診療所別院外処方率
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(単位:%)
(各年6月審査分)
平成9年
平成8年
総 数
22.8
20.1
病 院
18.6
15.9
診療所
24.9
22.2
注:院外処方率とは、「処方料」及び「処方せん料」の合計回数 に対する「処方せん料」回数の割合である。
表10 病院の種類−診療所の主な診療科別院外処方率
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(単位:%)
(平成9年6月審査分)
精神病院
結核療養所
特定機能病院
療養型病床群
を持つ病院
入院医療管理
届出病院
特例許可
老人病院
特例許可
老人病院
以外の老人病院
一般病院
病 院
13.4
-
31.9
29.3
16.2
13.5
13.2
17.8
内 科
精神科又は
神経科
小児科
外 科
整形外科
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
眼 科
耳鼻いんこう科
その他
診療所
16.4
30.3
35.8
16.0
30.0
36.5
22.7
11.1
51.3
45.9
26.3
注:1) 院外処方率とは、「処方料」及び「処方せん料」の合計回数に対する「処方せん料」回数の割合である。
2) 診療所における診療科目が2つ以上ある場合は、主たる診療科目をその診療科とした。
図9 診療所の主な診療科別院外処方率
(平成9年6月審査分)
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注:
1)
院外処方率とは、「処方料」及び「処方せん料」の合計回数に対する「処方せん料」回数の割合である。
2)
診療所における診療科目が2つ以上ある場合は、主たる診療科目をその診療科とした。