平成10年社会医療診療行為別調査の概況(平成10年6月審査分) 結果の概要
6 院外処方の状況
入院外における院外処方率は、総数では26.8%であり、病院・診療所別では、病院25.0%、診療所27.7%となっている。
病院について種類別にみると「特定機能病院」34.4%が最も高く、次いで「療養型病床群を持つ病院」30.8%が高くなっている。診療所について主な診療科別にみると「眼科」53.6%が最も高く、次いで「耳鼻いんこう科」48.1%、「皮膚科」41.1%となっており、一方、低い方からみると「産婦人科」11.6%が最も低く、次いで「内科」18.3%となっている。(表9、表10、図9)
データ取得表9については、xls形式でダウンロードができます。
表9 病院−診療所別院外処方率
(単位:%)
(各年6月審査分)
平成10年
平成9年
総 数
26.8
22.8
病 院
25.0
18.6
診療所
27.7
24.9
注:院外処方率とは、「処方料」及び「処方せん料」の合計算定回数に対する「処方せん料」算定回数の割合である。
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表10 病院の種類−診療所の主な診療科別院外処方率
(単位:%)
(平成10年6月審査分)
精神病院
結核
療養所
特定機能
病院
療養型
病床群を
持つ病院
入院医療
管理届出
病院
特例許可
老人病院
特例許可
老人病院
以外の
老人病院
一般病院
病 院
9.0
-
34.4
30.8
27.9
13.8
22.3
24.6
内 科
精神科又
は神経科
小 児 科
外 科
整形外科
皮 膚 科
泌尿器科
産婦人科
眼 科
耳鼻
いんこう科
そ の 他
診療所
18.3
34.8
39.8
22.6
32.9
41.1
23.8
11.6
53.6
48.1
31.2
注:診療所における診療科目が2つ以上ある場合は、主たる診療科目をその診療科とした。
図9 診療所の主な診療科別院外処方率
(平成10年6月審査分)