表2.ヒト乾燥硬膜移植の既往を持つ症例一覧
性
硬膜移植年
疾患名
発症年
発症時年齢
発症までの期間
(年)
女
男
男
女
男
女
男
女*
1987
1986
1983
1986,1994
1983
1986
1987
1987
聴神経腫瘍
急性硬膜下血腫
脳動脈瘤
三叉神経痛
急性硬膜外血腫
キアリ奇形
くも膜下出血
脳動脈瘤
1997
1996
1997
1997
1997
1991
不詳
1989
68
28
80
67
27
57
ー
48
10
10
14
11,3
14
5
ー
2
*修正報告分
(参考資料)
平成10年3月16日
「クロイツフェルト・ヤコブ病等に関する緊急全国調査」と「クロイツフェルト・ヤコブ病及び類縁疾患調査」について
【背景および調査の流れ】
1996年3月の英国政府諮問委員会の声明に端を発して、いわゆる狂牛病とヒトの新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病 (nv-CJD) との関連性が世界的な注目を集めた。わが国においてnv-CJD患者が存在するかどうかを明らかにし、国民の不安を取り除くため、緊急にクロイツフェルト・ヤコブ病患者の動態を明らかにする必要が生じ、1996年度に「クロイツフェルト・ヤコブ病等に関する緊急全国調査」(調査1)が行われた。
その後、緊急全国調査の実施以降も引き続き、クロイツフェルト・ヤコブ病及び類縁疾患(CJD等)患者の発生状況等の把握のため、1997年2月より「クロイツフェルト・ヤコブ病及び類縁疾患調査」(調査2)が始まった。
【調査結果概略】
調査名称
調査対象期間
CJD等患者報告総数
若年(49歳以下)発症者数
( )は39歳以下
ヒト乾燥硬膜移植の既往を持つ患者数
備考
調査1
1985年1月より1996年5月までの報告例
829例
13例(8例)
43例
1997年4月3日発表
調査2
1997年6月末までの報告例
34例
3例(0例)
3例
1997年8月27日発表
1997年7〜12月末までの報告例
28例
2例(2例)
7例
(他、調査1の修正で1例)
1998年3月16日発表
計
1997年12月末時点
891例
18例(10例)
54例
照会先:厚生省保健医療局
エイズ疾病対策課
担 当:三丸、塚原
内 線:2355、2353
電 話:[現在ご利用いただけません]