1. 平成9年5月1日から6月末日までの間に、医師から各都道府県知事、指定都市市長、中核市長に報告されたエイズ患者・HIV感染者は患者40名、感染者57名の計97名であった。

(1) 感染原因では、異性間の性的接触43名、同性間の性的接触20名、静注薬物濫用1名、その他2名、不明31名であった。あった。(表−1)

(2) 性別では、男性77名、女性20名であった。あった。(表−1)

(3) 年齢区分別では、20歳代21名、30歳代39名、40歳代19名、50歳以上18名であった。(表−2)

(4) 国籍別では、日本人65名、外国人32名であった。

(5) 感染地域別では、国内46名、海外23名、不明28名であった。(表−3)

2. 患者及び感染者97名の報告のうち、43名が異性間の性的接触によるものであった。このうち、日本人の報告は男性28名、女性6名の計34名(表−1)であり、感染地域は国内21名、海外10名、不明3名であった。
また、外国人患者及び感染者32名の性別内訳は男性19名、女性13名であった。(表−1)

3. 今回17名の死亡報告があり、「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告と合わせ累積死亡報告数は950名となった。

4. 平成9年1月から6月末日までの献血件数2,938,783件のうちHIV抗体陽性件数は18件であった。

 問い合わせ先 厚生省保健医療局エイズ疾病対策課
  担 当 池田(内2358)、大澤(内2355)
  電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
    (直)03-3595-2249