平成8年 国民生活基礎調査の概況

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2 65歳以上の者のいる世帯の平均所得金額は629万9千円

65歳以上の者のいる世帯の1世帯当たり平均所得金額は629万9千円、平均可処分所得金額は527万3千円となっている。これを、世帯構造別にみると、三世代世帯が1世帯当たり平均所得金額982万8千円、平均可処分所得金額823万8千円と高くなっている。
一方、世帯人員1人当たりの平均所得金額をみると、夫婦のみの世帯が221万7千円で、最も高くなっている。(表2)

表2 65歳以上の者のいる世帯の世帯構造別にみた1世帯当たり・世帯人員1人当たり平均所得金額
平成8年調査

世帯構造

1世帯当たり平均所得金額

(万円)
1世帯当たり平均可処分所 得 金 額
(万円)
世帯人員1人当たり平均所 得 金 額
(万円)
有業人員1人当たり平均稼働所得金額
(万円)
平 均
世帯人員

(人)
平 均
有業人員

(人)
全 世 帯 659.6 545.4 219.2 377.3 3.01 1.49
65歳以上の者の
いる世帯

629.9

527.3

201.7

322.9

3.12

1.30
単 独 世 帯 186.4 166.0 186.4 171.1 1.00 0.17
夫婦のみの世帯 443.3 382.3 221.7 265.1 2.00 0.55
三 世 代 世 帯 982.8 823.8 186.7 341.4 5.26 2.39



1世帯当たり平均所得金額を所得の種類別にみると、「稼働所得」が419万円、「公的年金・恩給」が170万1千円となっている。これを、世帯構造別にみると、単独世帯、夫婦のみの世帯は「公的年金・恩給」がそれぞれ69.0%、55.8%を占めており、三世代世帯では82.9%が稼働所得(815万1千円) となっている。(表3)

表3 65歳以上の者のいる世帯の世帯構造別にみた所得の種類別1世帯当たり平均所得金額
平成8年調査

世帯構造 総 所 得 稼働所得 公的年金 ・恩給 家賃・地代の所得 利 子・配 当 金 年金以外の社会保障給付金 仕 送 り・その他の所得
1 世 帯 当 た り 平 均 所 得 金 額 (万円)
全 世 帯 659.6 563.0 67.0 10.4 2.3 2.8 14.1
65歳以上の者のいる世帯 629.9 419.0 170.1 18.2 4.3 2.7 15.5
単 独 世 帯 186.4 29.2 128.6 11.3 1.4 4.1 11.9
夫婦のみの世帯 443.3 146.4 247.6 28.0 5.8 2.1 13.5
三 世 代 世 帯 982.8 815.1 131.2 13.7 5.0 2.0 15.8
構 成 割 合 (単位:%)
全 世 帯 100.0 85.4 10.2 1.6 0.4 0.4 2.1
65歳以上の者の
いる世帯 100.0 66.5 27.0 2.9 0.7 0.4 2.5
単 独 世 帯 100.0 15.7 69.0 6.0 0.8 2.2 6.4
夫婦のみの世帯 100.0 33.0 55.8 6.3 1.3 0.5 3.0
三 世 代 世 帯 100.0 82.9 13.3 1.4 0.5 0.2 1.6

65歳以上の者のいる世帯について生活意識を世帯構造別にみると、「苦しい」(「大変苦しい」と「やや苦しい」)世帯の割合は、単独世帯47.0%、夫婦のみの世帯は38.5%となっている(図3)。

図3 65歳以上の者のいる世帯の世帯構造別にみた生活意識別帯数の構成割合
平成8年調査
図3 65歳以上の者のいる世帯の世帯構造別にみた生活意識別帯数の構成割合


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